[4・5年生]
今週も引き続きブロックボックス作り(正方形の棚)です。作業の開始前にはみんなで『職人の心得』を唱和するところから始まります。
「ひと~つ 良い加減! ひと~つ 型から入れ! ひと~つ 段取り八割! ひと~つ 作る時の気持ちが作品に記録される!」
そして安全に気をつけていざ制作スタート☆
すでに進み具合によって各自の作業内容が異なってきました。先週カットした木材のヤスリがけに夢中になっている子、ドリルで穴あけをするための位置出しを行っている子、まだ丁寧にカット前の線引きを行っている子もいます。
線引きに慎重になりすぎてなかなか次の作業に進まない子にはエミケンさんから教わった”良い加減”という心得がいいメッセージを与えてくれます。時間の制約も踏まえながら質の良い作品を作るためにはバランス感覚が大切です。いい加減ではなく良い加減が大切なんですね。
ドリルの練習を何度もするも本番では少し斜めに穴を開けてしまったり、穴の深さが足りなくてうまく噛み合わなかったりと、なかなか簡単にはいきません。またうまく穴が開いたように見えていてもダボを実際に入れてみるとピッタリはまらないことも多いようです。
位置だしの重要さが身にしみます。
この練習課題制作からいくつものポイントを学んでいる子どもたち。
失敗もすぐに活かせる機会があるので良い学びとなります。
年明けからはいよいよ椅子制作に取り掛かります。
練習で得た教訓を活かして『いい仕事』をできるようにがんばりましょう☆
YI
※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。