[3・4年生]
身近すぎて、普段はあまり気にも留めない存在。
今回はそんな「石」がテーマです。
子ども達にはまず「岩・石・砂・泥」についてイメージしてもらい、
絵や文章で表現してもらうことにしました。
「岩はゴツゴツ」「石はコロコロ」「砂はサラサラ」「泥はドロドロ」
「砂は砂場や砂浜にたくさんあるよね」「石はよく道に転がってる」
「泥はさんずいへんだから水に関係あるんだよ」
漢字に着目してみたり、存在する場所をイメージしてみたり。
いろいろな観点で意見が出てきました。
ただ、違いの決め手については漠然としたまま。。
「よし、それぞれの違いを実物で確かめてみよう!」
スクールを飛び出し、蚕糸の森公園に出かけることにしました。
二人一組でペアになり、プラカップに石、砂、泥を採集後、教室に戻ってきて、
それぞれの特徴と違いを再度挙げていきます。
「石が小さくなったものが砂や泥のような気がするんだけど、
どこからが石で、どこからが砂や泥なんだろう?」
観察を通じて、子ども達の中から本質に迫る問いが出てきました。
ここで、石、砂、泥の違いを定義した資料を渡し、違いの決め手が「大きさ」で
あることを学びました。
「へぇ、泥の粒ってめっちゃ小さいんだね」
自分達なりの定義と比べることで、子ども達の理解も深まったようです。
来週はいよいよ石の調査に奥多摩に出かけます!
調査隊には石の大きさと数を調査してもらう予定です。
調査結果を乞うご期待!!
HY
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