【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】質の高いものづくりが喜びを生み出す。
<テーマ学習> 〜概要
私たちが暮らすこの社会には多様な仕事が存在し、それぞれが関わり合い、また磨かれ合って今日の豊かな社会生活を育んできています。このテーマ学習ではそのような多岐に渡る仕事の中でも「ものづくり」にフォーカスし、その上で「仕事の質」とは何かを考え続けていきます。
そのために実際にスクールが発注者となり、一人ひとりが職人として設計図通りの椅子を工期内に納品することをミッションとします。設計図通りと言っても寸法通りに仕上げることが目標ではありません。座り心地や手触り、見た目など目指していく完成型は職人のこだわり次第です。そのようなこだわりを学ぶために、実際に職人さんに会ってその仕事に触れることで「いい仕事とはどのようなものなのか」「質とは一体なんなのか」「職人はどのようなことを大切に仕事をしているのか」を感じ、学び、考察しながら実際に手を動かして「質の高いものづくり」に挑戦していきます。
発注者に喜ばれる「仕事の質」とはどういうことなのかを常に模索し、設計図とスケジュールを俯瞰しつつマイルストーンを考えて取り組む過程で、道具を扱う技術、安全を意識した取り組み、丁寧にこだわりを持つということを探究していきます。「G3TCS工房」の職人たちと共に目標に向かっていくために3つのエッセンシャルアグリーメントを決め、時に仲間たちと協力しながら自分も人も喜びを感じられるものづくりの質を目指していきます。
YI
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)