【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】私たちは私たちのために生きている。
＜テーマ学習＞ 〜概要
個の尊厳、それは人が人として生きていく上で持ち続けていくもの。多様な人が存在している中でその権限を奪われることはありません。自分や他者の人格を尊重し、自分自身のことを自分で決め、より自分らしく生きていく。そんな価値のあることを大切にして生きていきたいところです。一人ひとりがかけがえのない存在であるということです。
今回のテーマ「個の尊厳」の探究領域「自主自律」では一人ひとりがどのように自分らしく生き続けるのかを自身に問いかけ、自分のためだけではなく私たちすべてのために生き続けていく意味や価値を探究します。多様な人々の生きている姿や考え方に触れ、一人ひとりの考え方や意見をもとに思考の幅を広げていきます。その糸口として「生」とは反対にある「死」を直視し「死」というものが自分にとってどのような関連や影響がありどのように考えていったら良いのかを模索します。
生きていく上で必ず訪れる「死」を考える上で自分はどのようにこの先、生きていったら良いか。自分の未来を考えた時にどのように生きて自分らしい人生を送りたいのかを「自分の人生の年表」に表しながら考えていきます。そして人生の最期を迎えた時に、自身の葬儀で読まれる「弔辞」を作成し、第三者としてその「弔辞」を読み上げ、自分の人生を紹介し発表します。
恩師の最期に直面し「死」から「生」に焦点を当てて、恩師の死を自分の「生」とどうつなげ、どう生きぬいているかについて弔辞にて語る。
5、6年生として自主自律で、「生」と「死」を見つめていく探究です。
HM
（参考） TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2024年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表（実施内容）