【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】私たちは、ことば以外でもわかり合える。
<テーマ学習> 〜レポート
[Week1] 言葉を使わないコミュニケーションって?
・目だけで誰が鬼かをあてるゲーム
・映画「カールじいさんと空飛ぶ家」のセリフのない冒頭部分を見て、何がわかるか?
・4月のクラス名発表の動画を見て、気になる立ち居振る舞いを探す
・表情カードから1枚を選び、〇〇したときの表情を披露する
[Week2] 表情、動作で気持ちを伝える
・パントマイムを観賞し、「感情のお面」を真似してみる
・ジェスチャーゲームにチャレンジ
・他の人の表情を見て、表情を工夫してみる
[Week3/4] 身の回りで発揮されているスピリット
・TCSスピリットを確認し、身の回りで発見したスピリットを挙げてみる
・スピリットを発揮したとき/していないときを表現してみる。
「レジリエンスのある運動会」
「レジリエンスのない運動会」
・動画をふりかえり、Good&Betterを活かしてもう一度動画を撮る
「ハーモニーのない掃除」
「ハーモニーのある掃除」
・パントマイムの達人とのワークショップ
[Week5/6] プレゼンに向けた練習
夏休みの思い出をみんなにパントマイムで伝えてもらい、
その中から無言劇にできそうなものを組み合わせて6つの話を作りました。
希望を聞きながらみんなで話し合ってチームを編成。
どのように演じればいいかをチームごとに話し合いました。
練習して、スタッフに見てもらって、また練習して、
どんどん磨いていきました。
以下は本番の一週間前、練習初期の動画です。
ぜひ本番との違いをお楽しみください!
〈プレゼンテーション〉
【ふりかえり】
しっかり磨いて本番をやりきったおふとんシュークリーマーでしたが、6週間さまざまなかたちで動作、表情で伝えることをやってきたことで、ふりかえりの中では「言葉がなくても生きていける!」と豪語する子もいました!
「お母さんが怒る前に気づけるようになった」など、家族とのコミュニケーションを思い浮かべている子も。
「何かを隠していると、目の動きや顔が赤くなったりするのがわかった」
「朝の会でみんなの顔を見るようになった」など、表情に興味を持つきっかけにもなったようでした。
はじめは自分の表情を自分で撮影し、それをみんなに披露するのが恥ずかしかったり、ジェスチャーゲームでやってみたことが伝わらなかったり、とくに1年生にとってもチャレンジングな場面がたくさんありました。
そこは1年以上もテーマのプレゼンをやってきた2年生との差も感じたところでした。それでも他のキッズの演じるところを見たり、逆に見てもらってgood&betterを言ってもらったりすることで、どう工夫したら伝わるのかを考え、磨き上げていきました。「パントマイムの達人」の本物の動きを見たことも大きかったはずです。
ことば以外でのコミュニケーションは、これからも必要な場面はたくさんあります。
ぜひこのテーマ学習の学びを活かしていってほしいと思います。
YII
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。 ・2024年度 年間プログラム(PDF)運用版 ・テーマ学習一覧表(実施内容)