【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】魂は細部に宿る。
＜テーマ概要＞
画竜点睛。それは古来中国から生まれ伝わったとされる故事からの言葉。その言葉にはとても深い意味が込められています。「画竜」読んで字の如し竜を描いた画の事です。「点睛」物事の最も重要な部分を指し示す言葉。竜の画に最後の仕上げとして息を吹き込む瞳を入れること。そして物事を完成させるための最後の仕上げを、二つの言葉は指しています。逆にこの言葉とは真逆の意味で「画竜点睛を欠く」という言葉もあります。これは肝心な仕上げができていない、詰めが甘いという意味になります。私たちが生活している中でも詰めが甘かったり、最後の仕上げを手を抜いてしまって今までの努力が水の泡..なんてことはよくありますよね。人生の中で、画竜点睛の志を持って挑んでいきたいところです。
そんな人生にも通ずる言葉がタイトルになっている今回のテーマでは、「TCSの学びのアンテナ」を題材にしたクレイアニメーションを製作していきます。ストーリーはもちろんのこと、TCSの学びのアンテナをいかに面白おかしく表現し、メッセージを織り込みながら、見る人に伝え、表現できるかが鍵になってきます。ただのクレイアニメではなく、見ているオーディエンスに「学びのアンテナとしての共感・共有・共学」を得ることがポイントになってきます。考案から制作までの全ての作業のなかで、必要なものを吟味し取捨選択して、蛇足をいれず磨き上げ、最後までやり切る力を発揮し作品を制作できるかが試されるテーマになっています。
HM
（参考） TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表（実施内容）