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「五感のグルメ」2年生 テーマ学習 概要

【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】我感じるゆえに我あり。

<テーマ概要>

見る・触る・聴く・嗅ぐ・味わう。わたしたちは普段どれくらいこの五感を使っているのでしょう?自分たちが持っている感覚一つひとつに焦点を当てていくことで、それまでには気づかなかった感じ方や感覚による発見をしていきます。一人ひとりの感じ方があるからこそ、五感は「今の自分」の大事な一部です。

まずは、特別五感を意識せずに公共の場に出かけたときに何を感じたかを語っていきます。自分が感じたことは視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のどれに当てはまるのかを分類していくことで、自分が使っている感覚を把握するところから始めていきます。

その後、私たちが持っている感覚一つひとつに焦点をあて、それぞれの役割や機能を探究していきます。自分が無意識に感じていたことでも、実は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のそれぞれが情報(メッセージ)を受け取っているという事実を理解すること。次に、その感覚を意識することで、受け取る情報量がどれだけ変わってくるのかを体感すること。

そしてさらに、「料理」というフィールドにフォーカスし、自らの持てる感覚を研ぎ澄ませていきます。食という世界で視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のそれぞれがメッセージを受け取ったとき、また感じた変化を発見し言語化することで、仲間との感性や感覚の違いが「個性」としてみえてくることでしょう。

最終的には、自分が食の体験で感じたことを相手に伝えるために、「オリジナル五感サンド」というものを一人ひとりが自ら生み出し、発表します。その五感サンドを食べることによってどんな「究極の感覚の体験」ができるか、正解のない問いに向き合っていきます。自分だからこそ感じられる一つひとつの素材を、自分なりに様々なかたちにし、組み合わせていく、そしてその実験の過程を重ねていくことによって、自分にしかつくれない「オリジナル・サンド」が磨かれていく。そしてさらに、どういう言葉で表現すれば相手に自分の「オリジナル五感サンド」の「感じ方」と「魅力」を伝えられるだろう。

プレゼンテーションでは、それぞれが提案する「究極の五感サンド」のどれが、食べるその人を「感じさせる」ことができるかを競うため「究極のオリジナル五感サンド選手権」を行います。一人ひとりが感覚を研ぎ澄まし実験を重ね探求してきて生み出されたオリジナルサンドは、一人ひとりの感じ方と感覚の楽しみ方を語ってくれることでしょう。感じるものの違い、表現するものの違いがそれぞれの個性を引き出していく自主自律領域のテーマ学習です。

 

SL

——
(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形テーマ学習一覧表_実施版

 

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