【学年】 1年生
【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】私たちはかけがえのない存在である。
<テーマ学習レポート>(G1)
「I am Special, YOU are Special」_week2
さて、テーマ2週目に突入!
1週目で見つけた「自分ってこんな人」「◎◎ってどんな人?」では、
下記のような発見が挙がっていましたので、ご紹介します。
まずは、「自分ってこんな人」
つづいて、「◎◎ってどんな人?」
「顔にホクロが5こある」「おこりんぼう」「犬が好き」「正座をするクセがある」など、多種多様な発見が揃い踏みです。しかしこれらをよ〜く見てみると、あることに気がつきませんか?それは、「性格」や「見た目」「表情」「クセ」「好きなこと」などに分けられるということ。
これらを、「特徴」という言葉で表現できることを学びました。
「ちなみに、特徴ってどういう意味だと思う?」と聞いてみると、
「自分にしかない・持っていないもの」「他とは違うもの」などの声が挙がります。まさに、「これといえばこの人!」という概念です。
そこで、ここからは一人ひとりの「特徴」をたくさん探していくことにしました。
まずは自分の顔をよーくみて、自画像を描くところから。鏡に向き合い、鏡の中の自分に微笑んでみたり、にらめっこしてみたり、目をとがらせてみたり。さらには、自分の顔の大きさをどうやって測ろうか。。。と考えて、頭に画用紙を当ててみたり。
「あ、鼻が描けてない」「目が真ん丸だと可愛いすぎる。縁を描いたら自分に近づいた」など、とにかく試行錯誤を繰り返していました。見たままを描くということが、こんなにも難しいなんて!また発見したことは、ポストイットに言葉で書き記していきます。
そんな中、なんとか描きあげた初めての自画像たち。せっかくなので、ずらりと並べて見てみることにしました。
すると、「あれ、唇が描けてないよ?」「口が一本の線になってるのはどうして?」など、みんなから質問が飛び交います。すると「口を開けて笑うのが恥ずかしいから」「鼻が大きいと恥ずかしいから小さく描いた」など、実は絵の裏には隠された本音があったようです。でもそんな恥ずかしい自分も含めて「わたし」であり「あなた」であること。それがかけがえのない存在であることにつながります。
昔、怪我をして治った跡がそのまま点になって残ってる。と、舌を見せてくれたMさん。みんなで「ほんとだ〜!」「これは特徴だね」と観察が始まります。
次は、顔からつながる「体」に着目していくことにしました。2人で一組になり、身長や腕の長さ、頭の長さ、腰回りなど測ってみたい箇所をどんどん測っていきます。紙テープを使うことで、視覚的に長さを認識できるとともに、他の箇所や友達との比較が可能になります。
そのあと、スタッフが実際にセンチメートルで計測したものを数字で記録していきました。同じ腕や足であるはずなのに、右と左では長さが違うキッズもいて、驚いていたのが印象的。ここでもまた、特徴とその類似、相違点が見えてきた2週目となりました。
MK
——
(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版