TCS公開講座 「非まじめ子育て」
私たちは毎日の生活で、物ごとを相対的に二つに分けて捉えてしまいがちです。子育てにおいても同様で、親として「すべきこと」「してはいけないこと」どちらにも縛られて、母親が自ら苦の種を蒔いていることは少なくありません。 「子どものため」と言って関わり過ぎたり、「こんなに…」「してあげてるのに」「一生懸命頑張っているのに」と捉えてしまうが為に子どもと一緒にいることを純粋に楽しめなくなったり、結果的に子どものフィールドを狭めていることに気づかないケースは多いと言えます。
”非まじめ”は、”まじめ”と対立するものではありません。子どもが活躍できる場が温かく、自然と広がっていくためには、親や周囲の大人が主体的に、遊び心をもちながら「非まじめ」に、その環境を整えつつ関わり続けることが肝要です。そうすることで、子どもは、好奇心や自立心、創造力を大いに発揮し、人生を生き抜く礎となる非認知能力を高めていくのです。
今回のイベントは、英語・哲学のプロでTCS校長に就任した産後間もない新米母と、TCS創立メンバーで３人の子を育てた熟練母の二人による対談で、教育学的観点のトークも満載です。
ちびっこ子育て真只中の方のみならず、これから親になる方、思春期の子をもつ悩める親、あるいは家庭とは異なる環境で教育に携わる方など、どなたでも参加できます。
日常のことながら、目からウロコの発見を楽しんでいただけること間違いなしです。
【テーマ】 「非まじめ子育て」
【主 催】 NPO法人 東京コミュニティスクール
【日 時】 ２０１７年１0月２8日（土） １３時～１５時
【会 場】 東京コミュニティスクール
東京都中野区中野１-６２-１０（地図）
【対談者】 ローレンス ソヒ、 若林 弓子
【ファシリテーター】 久保 一之
【対 象】 保護者、一般
【定 員】 ２５名（要申込）
【参加費】 3,000円
【問合せ・申込み】 こちらのフォームより
*「参加費取扱規程」をご確認の上、お申し込みください。東京コミュニティスクール セミナー事務局（担当：若林、真脇）
〒164-0001 東京都中野区中野1-62-10
電話： 03-5989-1869 e-mail： seminar[at]tokyocs.org後援：株式会社グローバルパートナーズ
対談者 プロファイル
LAWRENCE, Sohi（ローレンス ソヒ）
東京コミュニティスクール 校長
豪州メルボルン出身。TCS姉妹校の「Fitzroy Community School」の創立者であるPhilip O’Carrollのもとで学ぶ。メルボルン大学卒業後、メルボルンのハイスクールで５年間教員を務め、日本語(JSL)・英語(English, EAL)・哲学(Philosophy)を担当。
2014年に東京へ移住。TCS初等部のスタッフとして指導をしながら、プレ初等部開校の準備を行う。2016年4月開校と同時にプレ初等部校長就任。2017年4月、TCS全体の校長に就任。5月に第一子を出産する。
若林 弓子（わかばやし ゆみこ）
東京コミュニティスクール 理事（創立メンバー）
英国系商社で輸入皮革・スポーツ製品の販促・広告宣伝を担当。結婚を機に退職、米国LAへ移住。医療機関に勤務するかたわら三人の子を出産。Billing業務や企業健診サービスに携わる。
2001年帰国。フルタイム主婦を３年程続けた後、TCS創立メンバーとして立ち上げから関わる。子どもは現在、２人が大学生（在米国・豪州）で１人高校生（在米国）。全員TCSに通学、卒業。TCSで子は入れ替わるも、次世代を担う子どもへの想いは変わらず今に至る。
東京コミュニティスクールとは http://tokyocs.org
小学生を対象とする全日制マイクロスクール（東京都中野区）。大人と子どもが共に育ち、共に生き、共に創る「学びのコミュニティ」を構築し、大人と子どもが共に学び合いながら、主体的に「学び続ける力」を身に付けていく場を創り出すことを目的とする。
日本の子どもたちが、正解なき人生、国境なきグローバル社会で逞しく生きるための「探究する学び」を研究開発、実践。学びの選択肢の多様化とその選択の自由に関する認知を拡げる活動と同時に、公教育他各界への情報発信、研修などの普及活動も積極的に行う。
2004年8月開校。2006年7月NPO法人格取得。201５年4月認定 NPO法人の再認定を受ける。2017年4月現在35名（小学1年〜6年生）が通学中。
東京コミュニティスクール セミナー事務局（担当：若林、真脇）
〒164-0001 東京都中野区中野1-62-10
電話： 03-5989-1869 e-mail： seminar[at]tokyocs.org
後援：株式会社グローバルパートナーズ
20年後の社会を担う子ども達に相応しい学校教育のイノベーションを！