タイトル:Zone
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:過ぎたるは及ばざるがごとし。
[3・4年生]
プレゼンテーションでは3分間で30の数字を順番通り記憶することを実演しました。
大勢の聞き手を前にその場でイメージをつくりだし、記憶している道順に当てはめていく作業に挑戦したのは、前日にくじ引きにて決まった3人。日常とは違う場面での大健闘でした。
30こすべて覚えることに成功したのが1人だったためか、ふりかえりシートには「○○さん、すごい」と書かれているコメントが数件ありました。
「本当は、覚え方がすごいんだけどなぁ。」とここは伝えきれていない部分だったと自分たちのプレゼンを振り返ります。中には「私もやってみたい」と書いてくれている人も。記憶力のすごさではなく、誰でもZoneが広がる方法であることを伝えたかったのです。
Zoneとはどういう意味なのかという質問に対して、
自分の限界を広げていく、自分の体をコントロールする、やりすぎはダメ・やらなさすぎもダメ、軸を見つける、バランスが必要、自分のそのものという発言が返ってきました。また、「自主自律のテーマだから信頼できる自分になる、自信をもつためのテーマだったと思う」という意見もありました。
今後広げていきたいZoneを聞いてみると、ルービックキューブ、百人一首、外国語といった取得したいものの幅も広がっていることが伺えます。自分のZoneはやり方次第でまだまだ広がることが体験できたあらわれだと思います。そのやり方において、「過ぎたるは及ばざるがごとし」が活きてくること、さらには人生において体や心の健康を保つ上での大きな軸になっていることを今後も体験していくことでしょう。
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