タイトル:To Be or Not To Be
探究領域:自主自律
セントラルアイディア:「意思決定とは行動を約束することである。」
[3・4年生]
私たちは日々意思決定をし続けています。
無意識に行動してしまうこともありますが、自分の中にある判断基準に基づいて意思を決定し、行動に移すことが求められる場面は多々あります。それがどんな結果をもたらそうとも自分の決定には悔いを残したくないものです。
そのためには、自分は何を基準に判断していこうかという判断基準なるもの、
自分がそのときに最優先して大切にしたいこととは何かという軸をしっかりと持つことが
必要となってきます。それは価値観といいかえることもできると思います。
判断基準には、欲望、正義感、損得、時間、親の判断、他者の判断、健康、他者の喜び、
世間体など様々あり、その時々で何を選ぶかが変わってくることもあります。
本テーマでは、自分自身の行動について、「どうしてそう行動したのか」「何がしたかったのか。」「いちばん大切にしたことは何か。」とその背後にある判断基準を探っていくとともに、友達の行動についても、なぜそのように判断するのかシェアし合ったり、
TCS必読百選にある『半パン・デイズ』を輪読して主人公の判断基準について考えたりしながら、人によって考え方が違うことにも触れていきます。
自分自身が意思決定の主役となり、自分で決める人になることを目指して、
「なりたい自分」をイメージしていきます。自分のどこを活かしていけばいいのか、
どこを変えていけばいいのか、自身の判断基準を見つめ直し、「こうしていきます!」という行動をプレゼンテーションにて決意表明します。
行動の根幹となる判断基準を掘り出していくことで、
いったいどんな自分が見えてくるのでしょうか。
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