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栄養素ってどんな働きをしているんだろう?

[3・4年生]

今週は引き続き消化器官についての確認からスタートしました。
先週小腸の中にある柔毛という組織で胃から送られてきたドロドロの食べ物から栄養分を吸収するということを学んだ子どもたち。
その柔毛を広げてみるとなんとテニスコートとほぼ同じ面積の約200m2になるそうです。

その大きさを実感するために公園に行き、200m2のサイズを測って線を引いて確認しました。
また、小腸で栄養を吸収したカスが大腸へ送られて最終的に排便されるという消化器官の流れを読み合わせました。

そして2日目からはいよいよ栄養の話。小腸で吸収される栄養とは体でどんな働きをしているのかな?という質問し子どもたちの予想を聞きました。

「カルシウムが骨を作る。牛乳にカルシウムが入ってるんだよ。」
「肉を作る。」
「元気にさせる。」
「健康の元。」

など的を得た意見が色々と出てきました。
それから“エネルギーをつくる”、”体を作る”、”体の調子を整える”という栄養の3つの働きや”五大栄養素”について資料を読み込んでいきました。

体を作り、エネルギーを生み出す栄養素であるたんぱく質についても色々な種類があり、それぞれにいい点と良くない点があることを知り、感心した様子の子どもたち。

「肉の食べ過ぎは血がドロドロしちゃうんだなー。でも吸収しやすい良質のたんぱく質とも言われてるんだね。」
「魚は良質のたんぱく質なんだって!昨日も魚食べたよー!」
「油の取り過ぎは良くないんだねー。」
「なんでも”すぎる”は良くない!」

バランスが大切というキーワードにみんな納得の様子です。
来週も引き続き栄養素について探究していきます。

YI

TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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