【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】フードの源は風土にあり。
<テーマ学習> 〜概要
国土の75%を山地が占め、周囲を海に囲まれている我が国日本は四季折々の様々な恵みを私たちにもたらしてくれます。そんな我が国の食文化である「和食」は2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。「和食」は、自然を尊ぶという日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」のことを指します。
そして「和食」を含めた日本で主に食べられている料理を「日本食」と呼んでいます。つまりインドの「curry(カリー)」を日本風にアレンジしたカレーライス、イタリアのパスタ料理をもとにケチャップで味付けしたナポリタン、またフランス料理のコートレットを参考に豚肉に衣をつけて揚げたとんかつなどは「日本食」に分類されます。諸外国の文化も巧みに受け入れながら、豊かな風土や人びとの精神性、歴史に根差した多様な食文化が存在しているこの日本。四季のある国はたくさんありますが、海や山にと季節ごとに収穫物が違っていて、より一層季節の移り変わりを実感させてくれる食文化は世界に誇れる素晴らしいものです。
今回の「日本フード記」では、そんな日本の「食」を題材に、日本の「風土」がどのように日本の食文化に影響を与えてきたのか、それぞれの地域でどのような地域の魅力を生み出してきたのかを探究していきます。様々な地域の「food」と「風土」に触れる中で、「この地域に行ったら必ず食べたい!オススメの一品」をまとめたご当地フードマップの制作に挑戦します。今すぐその地に足を運びたくなるような、「foodと風土」の探究が始まります!
YI
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2024年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)