【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】私たちは私たちを私たちのために治めている。
<テーマ学習> 〜概要
私たちが生活している社会は目まぐるしく変化しています。社会情勢をとってみても国外では戦争が起き、国と国同士が争い国民を巻き込んだ問題となっています。日本国内の社会情勢や問題を見てみても環境、資源、教育、労働と多岐に渡り存在しています。その中でも「貧困問題」「少子高齢化」「人材不足」「後継者不足」「長時間労働」「待機児童」「介護問題」とあげたらキリがないほど問題が山積しています。そんな身近な問題を感じたことはあるのでしょうか?直面したことはあるのでしょうか?子どもたちは日本国民として、その問題に向き合い考えていく必要があります。今はまだ参政権はないものの、未来には自身に関わってくる問題として多様な視点で創造していくことが、未来の日本を明るく変えてくれる貴重な財産となっていきます。
今回のテーマ「治の力」では、探究領域「社会寄与」の観点から豊かな社会生活を実現するために何ができるのかを、一人ひとりが自分ごととして捉え考えていきます。人間であるという普遍的な権利「人権」。その人権を守るための法律、そして「国民の、国民による、国民のための政治」民主主義の基本であるこの言葉の意味を徹底的に探究し追究していきます。
探究を深めていった時に子どもたちは、自分たちがスクールの最高学年として学びに主体的に向き合い、日々過ごせているのかをふりかえり考えていきます。そして自分たちが主体的に学びに取り組むために「何を実現したいのか?」「どうやって実現していくことが必要なのか?」「実現の可能性のために何をしていったらいいのか?」を徹底的に話し合い、クラス(内閣)としてのマニフェストをスクール全体に向けてプレゼンで発表していきます。さらにそのクラス(内閣)が出したマニフェストへの共感を確認するために投票を行い支持率を仰ぎます。5、6年生としてどのように治めていくのか最高学年としての手腕に期待したいところです。
HM
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)