【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】多様な選択肢からの意思決定が道を拓く。
<テーマ概要>
なぜそれを選択したのか、なぜそういった行動をとったのか。自らの欲求、大人の期待、誰かの指示、使命感などなど。また、それぞれの中にもさらに理由は追求できます。様々な価値観をもった人たちのいる社会の中で、自らの意思で判断し行動していくことを選び、自分らしく生き続けていくためには、自らの決定に自信を持ち、たとえ思い通りにいかない結果になったとしても、また別の道がたくさんあることを知っている必要があります。
今回のテーマ学習では、自らの行動の元になっている判断基準を探り出し、多くの選択肢を考え出せる方法を知り、他者のアドバイスを受け入れながらも、最後には「自分らしい選択」ができることを目指していきます。
まずは、日々の行動をふりかえり、自分がなぜその行動を選択したのかを分析していきます。自らの行動の理由を問うことで、そのときには気づいていなかった選択の元になっている判断基準を見つけ出していきます。
また、友達や親など、自分以外の人の判断基準を知っていく中で、優先にしていることは人それぞれであり、大切にしていること、正しいと思うことがみんな同じとは限らないことが見えてくることでしょう。
そして、自分たちが実際に判断に困っていることを事例にあげ、その解決策について、考え型に当てはめ、自分はどうしていきたいかを考えていきます。多くの選択肢を考え、選択したときに起こりうることを想定し、最終的にひとつを選び意思決定をします。そのケーススタディをプレゼンにて報告いたします。思考を繰り拡げ、選びに択んだ選択にこそ、自信と自分らしさが垣間見られてくることでしょう。今回も正解のない問いに挑みます。
KO
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)