【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】自分視点と俯瞰の往来が理解と判断を助ける。
<テーマ学習 レポート> week5 〜地図による表現(connection)
アウトプットの地図制作に取りかかってからは、子どもたちはfine motor skillsを発揮する日々です。
道を正確に書いたり、位置情報を正確に計測しながらポイントを記入したり、さらにはポイントの情報を調べたり、そして地図記号の意味を理解しながら、地図を見た人に伝わりやすいようにデザインしたりと、一人ひとりが表現しています。
最大の難度は、俯瞰して描くことの難しさ。
地図だけでは見えていないところも、探索で得た情報やGoogle mapを使って視点を変えて見たりとPerspectiveをフルに活かしています。
「地図記号も見やすくてわかりやすいようにするには、どうやって描こう?」
「このポイントってココだっけ??」
「この建物は俯瞰してみると、こんな形なんだ!」
地図を描いていく上で発見できたこともありますが、地図を描くことで磨けるスキルもあります。
線をまっすぐ描く!
曲線を綺麗に描く!
丸をコンパスを使って描く!
2本の線を平行に描く!
ポイントの向きや角度を方角に沿って正確に描く!
など、まだまだ子どもたちが気を抜く暇がないほど集中力を求められる時間が続いていきます。
大きな定規や小さな定規、コンパスなど使えるもの全てが子どもたちにとって、学びのツールです。
この日は、プロッキー(水性マジックペン)の使い方までこだわって描いていきました。
描いては確認、描いては確認の繰り返し。
実際に表現しながら地図を真上から見下ろしてみたり、縮尺があっているかどうか仲間と確認したり、コミュニケーション スキルも必要です。こうした必然性のある場があることで様々な力が磨かれていく訳です。。
さぁ、テーマもいよいよ大詰め!地図も工事中なら、中野駅 西口も工事中!
発表の日は、すぐそこまで迫っています。最後の力を振り絞って、地図を完成させて欲しいですね!
「もごもご乗切」全員の力を合わせて テーマ Last week を実りのある日々にしていこう!
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)