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「『紅葉山』見っけ隊」1年生 テーマ学習 概要

【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】場には限りない「!(発見)」と「?(疑問)」のタネがある。

<テーマ概要>

本日からテレラーンでのテーマ学習が始まりました!

小学校生活の第一歩を踏み出した子どもたちにとって、まわりは未知なることだらけです。どんなことにも面白がることが、自分の世界を広げていく入り口であることを体験していきます。ポイントは面白がること。そこには、今回、特に発揮させていきたいTCSスピリットのPlayfulnessとResilienceがつまっています。

このスリピットが発揮されたとき、どの場所においても、探険を始めることができます。通常ならば、舞台の場はスクール近くの紅葉山公園ですが、いつも暮らしている我が家にだって、おうちの人の仕事場だって、面白がれる「タネ」はたくさんあるはず。それを探し出すのが、見っけ隊員たちの任務であります。

ただ、家でも公園でも、共有者みんなが心地よく使うためのルールがあると思います。その場で過ごす規範を守りつつ、見っけ隊員として探険に勤しみます。発見したものを仲間に話す、そして、仲間の発見を聞く、この話すと聞くを繰り返すことで、見つけたものがあらゆる方向に広がっていくことを楽しみます。もっと見つけたい、見つけたものについてもっと知りたい、そんな思いを体験していくことが、学びの基本「学び型」を学んでいくことになります。もっと知るために、人(今回の場合はおうちの人)に聞き出すという調査もあります。わからないことは「聞く」。「一次情報」の大切さも味わっていきたいところです。毎回同じ場所での探険です。「もう何もないよ」となったときは、大チャンス。一見面白そうに思えなくても、見方を変えて面白さを見い出していきます。楽しもうとするPlayfulnessとがんばろうとするResilienceの出番であります。

見つけたものから、もっと知りたいこと、疑問を探り、追究していくことで、新たなる発見をしていきます。そして、さらなる疑問へとつなげていきます。探究には終わりがありません。それを感じることも初回のテーマ学習としては欠かせない要素となっています。場には限りない発見と疑問のタネがあることを「実感」することを目指していきます。

特に面白いものを見つけたら、「こんなの見っけたよ!」「これって、すごいんだよ!」と誰かに伝えたくなります。6週間後に、伝えたいことを相手に聞こえるように話すプレゼンテーションを行います。初めてのテーマ学習です。学びのドキドキ・ワクワクを楽しんでいきます!

 

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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

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