【学年】2年生
【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】原体験と俯瞰・抽象化の往来が理解と判断を助ける。
<テーマ学習>
G2「ココドコ」week1
2年生の最初のテーマ学習は『ココドコ』。昨年はスクールの近くにある紅葉山公園をフィールドワークし様々な発見をしてきた子どもたちですが、今年度は冒険の範囲をスクールがある中野の街に広げて徹底的に歩きまわります。
フィールドワークを楽しむためにはいくつかの基礎が必要ですが、その一つがまずは自分で地図を使いこなせるようになること。地図にはさまざまな教科の学びもたっぷりと盛り込まれています。
今週はその中でも大切なモノサシの一つである「時間」と「距離」の感覚を実感するべくこのテーマ学習でフィールドワークするエリアを一周し、「時間」と「距離」を計測しました。スクールがある紅葉山通り・早稲田通り・環七通り・大久保通りに囲まれたエリアをぐるりと一周してきたのですがこのエリア、なんと江戸時代の頃は犬囲いとして有名だった場所に当たります。
徳川第五代将軍綱吉による「生類憐みの令」の頃はここになんとピーク時で10万頭もの犬たちが暮らしていたことは全く面影すらありませんが、子どもたちは話を聞くとすぐに中野区役所前にある犬の銅像のことを思い出していました。ナイスなひらめきです!
乾杯ビール30円!!?
元K-1選手安廣一哉(やすひろかずや)選手が昨年オープンした空手道場にて。町歩きをするとこんな出会いがあるからたまりません。
5kmを超える範囲を95分で歩いた子どもたち。実際にはさまざまな発見やフィールドワークならではの出会いを楽しみながら歩いたので普段よりはゆったりした速度です。
子どもたちはスクールから中野駅までの通学路の距離とかかる時間についても認識が事実とは大分違っていることに気がつきました。笑
さて、来週も原体験と俯瞰・抽象化を繰り返し、フィールドワーカーへの道を歩んでいきます。
TY
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(参考)
2017年度 年間プログラム(PDF) ・ テーマ学習一覧表(実施内容)