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「からだに栄養・こころに栄養」テーマ学習リポート3: 解剖実験編

【学年】3年生4年生
【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】 元気の源は栄養にあり。

<テーマ学習レポート>
「からだに栄養・こころに栄養」 解剖実験編

テーマ「からだに栄養・こころに栄養」と理科のコラボが実現しました。まさにこのテーマにぴったりの理科の授業!!

人間の祖先でもある魚のからだを知るために、理科で「解剖」を行いました。

これにはG3・G4のKIDSたちも興奮?!かと思いきや、恐る恐る&ドキドキしていることは明白。それでも積極的に挑んでいきました。

テーマの1つのキーワードでもある「消化器官」。魚の消化器官は、シンプルでありながらもどこか人と関連性を感じる部分が、たくさんあります。さぁ。みんな無事に、やり遂げることができるのでしょうか。。。。

子供たちの様々な表情が、「解剖」の難しさや楽しさを物語っています。僕もついつい入り込んでしまいました。

まずは、4年生から。理科の授業に入りました。   

最初はみんなの顔も余裕があり、笑顔がたくさんありました。

まずは人間の祖先、魚のからだを観察していきます。

人間と同じように手と足があり、最初はそれを見つけながら、からだの作りを学んでいきます!

普段食べている魚も、いざ「解剖」目線で見ると、違ったものが見えて来たりしますね!

さらに見えたものを書き出して見ます。

各自の感性で、人間の手足にあたる部分を手で触って、祖先なんだと感じているKIDSもいました。

そしていよいよ、「解剖」の手順の説明に入ります!

魚の消化器官は繊細で弱い。丁寧で細かい作業が要求されるので、KIDSたちも気を抜いてはいけません。

もうこの頃には、笑顔はありません。。。。

さぁ、いよいよ「解剖」の始まりです!魚の「肛門」から切開をしていきます。

使う道具も、いつものそれとは違う切れ味の良いハサミ!自分の手を切らないように注意しながら、繊細で見つけにくい「魚の肛門」を探していきます。

「肛門」が見つかったら、切開していきます。胸のあたりまで、慎重に切っていきます。
「解剖」の第一段階の腹部切開から、KIDSたちにとっては難易度が高く、良い実体験につながっていました。

そして、切開したら腹部を切り取り、「魚の内臓」が見える状態にします。

もうここまで来ると、普段食べている魚という意識は無くなっていましたね!

この表情から、大変さが伺えますね!

以前の、からだのしくみの映像の時と同じように、目を瞑ってしまいたい状況でも、いい学びにつなげるために、見て感じて作業を続けていきます。

そして、ここからは、、、
内臓を取り出し、「消化の流れ」を検証していきます。

BB弾(空気銃などで使用する弾)を人の食道にあたる部分から挿入していき、消化の流れに沿ってゆっくりと進めていきます。

魚の消化器官は薄くて弱いので、力加減も難しく慎重に進めていかなければいけません!BB弾を進めていくと、消化の流れがみえてきます!

食道 → 胃 → 幽門垂(ゆうもんすい) → 腸 → 肛門… 無事に「肛門」にたどり着けるのでしょうか。。。

無事に、「肛門」からBB弾を取り出すことができ、消化の流れをたどることができました。

この後、さらに魚の「骨格」を見るために骨だけにしていきます。
この作業も細い骨を折らないように丁寧に扱っていきます。

魚の骨格が顕になりました。
得意気に見せてくれました。

と、そこへ3年生が。。。次は僕たちの番だ!と言わんばかりに興味津々でした。

以上が4年生の「魚の解剖」、ここからは3年生が取り組みました。

今回の理科とのコラボレーション授業で、KIDSたちはたくさんのからだの不思議や疑問、そして発見をしました。興味の扉も全開です。KIDSたちの記憶にも、この瞬間の学びが記憶されたと思います!

まだまだテーマの探究は続いていきます。さぁ、みんなでからだの神秘を探究しに行こう!

HM

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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2018年度 年間プログラムテーマ学習一覧表(実施内容)

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