【学年】2年生
【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】自分視点と俯瞰の往来が理解と判断を助ける。
<テーマ概要>
地図の不思議を探しに行こう![テーマ 『ココドコ』(G2)]
テーマ「ココドコ」では「空間認識能力」を研ぎ澄ませます。
まずは手始めに「地図」について知っていること、思うことを語り合いましたが、やはり、本物の地図を見たい!ということで国土地理院の地図をみんなで見ました。
この中にある不思議はなんだろう!
ということで、前日に歩き回った地図の中から、「あれ!なんだろうこれ!」というものを探します。
やはり目につくのは地図記号。
卍や◎、太陽のような形もあれば、杖が家の中にある、そんな形もありました。
「これは風車やさんじゃないかな?」
「ラーメン屋さんじゃないの?」
「たまごやさんかな?」
まずはみんなで仮説を立てて、旅に備えます。
ではまず「卍」の所に行こう!ということで、地図を見て、現在地を確認しながら歩いていきます。
ですが、歩いて行こう!と思ったものの、「今どこにいるかわからない!」という問題が発生しました。
何人かのキッズには「コンパス」を持ってきてもらっていたので、「赤い方がさすのが北だよね」ということで、「方角」を認識します。
その次に、子ども達は「今見える周辺の建物の形」と「自分視点」と「俯瞰」を行ったり来たりしながら、何とか到着。
卍のところまであるいていくと、なんと「お寺」がありました!
しかし、なぜ卍がお寺なのか、謎だ、ということで謎は深まる一方。。。
ひとまずこの日はスクールに戻ることに。
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日を改めて、今度は中野駅の北側にある◎とダイヤのような形を目指します。
歩いていると、まず鳥居のマークに出会いました!「これは神社だね!」ということで、北野天神にやってきました。
注意深く、ずいずい北口の道を歩いて行くと、大きな通り「中野通り」にでました!
あ!あの時計台、水曜日行ったよ!
◎の近くまで歩いて行くと、その建物には「区役所」が!
「一番大切な所だから◎なんじゃない?」と一人の女子。なるほど。
次はダイヤのマークへ向かいます。その周辺へと向かって歩いて行くと、犬のオブジェが。中野周辺は「犬囲い」といって昔は犬がたくさんいたのだそうです。
ダイヤのようなマークのところには「中野税務署」がありました。
「ダイヤ、お金みたいなものを扱っていたから、税務署なんじゃない?」 なるほどー、大人は唸ります…。
この日の探検はここでおしまい!
来週はさらに遠くまで歩けるように、方向感覚と現在地の確認をスムーズにいきたいですね!
TY
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(参考)2019年度 TCSテーマ学習一覧 より年間のテーマ学習の内容をご覧いただけます。