スクールから椅子作りの仕事を請け負った子どもたち。作るイメージはできていても、実際に金槌やのこぎりを使ってみると思い描いたようにはいきません。試行錯誤を重ねていきます。

[3・4年生]T2-2

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"> 道具の使い手となるには – 東京コミュニティスクール

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道具の使い手となるには

タイトル:いい仕事してますね
探究領域:社会寄与
セントラルアイディア:質の高いものづくりが喜びを生み出す。

[3・4年生]

スクールから発注された椅子を作るという仕事を請け負った子どもたち。
金槌やのこぎりを使って、木工椅子を作るというイメージはできています。
でも、実際に使ってみると思い描いていたようにはいきません。
最初はうまくいかないからこそ、学ぶ面白さが湧いてきます。

金槌に加えて、今週からは、のこぎりの機能と扱い方の体得を目指していきます。

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先週の体験をもとに、経験豊富なボランティアの方からのアドバイス。
「金槌は肘を曲げることで力が入れやすくなる。」
力みすぎるとまっすぐ打てず、慎重になりすぎても力が入らない。
そんな苦戦をしてきただけに、「なるほどー」「やってみよう!」と
真剣に聞いています。

さぁ、のこぎりの場合はどうなるでしょうか。
早速、廃材を使って練習です。

2016_6_16_atsu_IMGP8044.jpgさしがねを使って線を引きます。
直角部分を利用するためには、どう定規を当てていこう。
まっすぐ引くには、固定する必要がでてきます。
作業は2人ないしは3人で1組のグループで行っています。
個人作業では不十分でもグループなら….

1組に1本ののこぎり。
使いたいと思う気持ちはみんな同じ。
3人組は、お互いに自分がいちばん使っていないのではと思うようになり、
もめています。
一方、一人が長い時間使いすぎて、「腰、いてー。」となっているペアも。
また、自分が使っていないときは、知らん顔。
ただ、共通して出てきた問題は、一人ではうまくいかないということ。
端材が動いてしまい、のこぎりを動かせません。
アドバイスを聞くことや協力することなど、他者との関わり合いを考えることが、
自分のやりたいことへの道であることに気づいていきます。

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「木を押さえてもらったら、切りやすい。」
「押さえたとき、グラグラするから大変。」
「お父さんが足で押さえたから、まねしてみよう。」
「両端を持ってもらうといい。」
端材をどう固定するのがいいのか、それぞれに工夫し始めています。

のこぎりで切ることに集中できるようになると、
使い方や切り方に着目するようになっていきます。
「始めは、切れ目がないから大変。力が必要。」
「金槌と同じで、(刃の面を)まっすぐにしないと斜めになる。」
「まっすぐにすればまっすぐに切れるって、馬と一緒だね。」
ホースキャンプで騎乗経験をしている子たちは、馬は指示通りに動いてくれることを
知っています。でも、その指示が伝わるように出せるかどうかが難しいところであることも
わかっていて、それゆえに、「馬と道具は似てる」という発言につながったようです。

「まっすぐ切るって大変。切れたは切れたけど、まっすぐ切れない!」
初日の日誌にはそう書かれていましたが、3日目になると、
「今日は、まっすぐに切れた。最初ゆっくり、どんどん速くしたら、まっすぐ切れた。
最初ゆっくりだと、線に合わせられる。」と自分なりに発見したことが綴られるように。

2016_6_16_atsu_IMGP8043.jpgまっすぐ切れたかな?!さしがねでチェック。

作業のあとに書く日誌には、その日に苦労したこと、発見したことを振り返り、
そのとき思ったことを書いていきます。

「ギコギコするのに、引くときが切るときって難しい。
力があるMくんはのこぎりで切るのがうまい。私もギコギコしたい。」
Mくんの日誌には、
「押すときには力を入れない。引くときには力を入れる。」と書いてあります。
どちらも、引くときが切れることを発見しています。

「ここ持ってーとか、その調子!とか会話が多くなってくると、
チームワークが出てきた感じがする。」
どうすればもっとうまくいくのか。目指していることは同じ。
お互いに、声を掛け合って調整したり、発見を共有したりしていくことで、
切磋琢磨する日々が続きます。

2016_6_18_atsu_IMG_0848.jpg週の終わりの放課後。木材を購入。
納期に向けて計画を立てると、
来週から本格的に椅子作りを開始せねばなりません。
また、木工場を訪ね、現場で働く木工職人さんの「仕事」に触れ、
質の高さやエネルギーを感じとりたいと思います。

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TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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