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「人の心を動かすストーリー」〜ふりかえり〜

タイトル: 人の心を動かすストーリー
探究領域: 意思表現
セントラルアイディア:多様な表現の組み合わせが人の心を動かす。

[6年生]

テーマ「人の心を動かすストーリー」では、たった一人の6年生が「自分のみが出演する」映画を創りあげることにチャレンジしました。

・映像作品で用いられている様々な表現技法
・人の心を動かすストーリーを、その方程式を元に考える
・ストーリーを効果的に演出するために編集して編集し尽くす

この三つの流れを経て、「映画」という形に人の心を動かすストーリーが昇華しました。

今回のストーリー、「Dr. Stupid」ですが、テーマがややわかりにくい映画に仕上がりました。
これも、総監督本人の希望で「可能な限りメタファーな映画を作りたい」
ということから、直接的に映画のメッセージを伝えるのではなく、すべての映画を見通してはじめて、その映画のメッセージが伝わる、ストーリーを作ることに挑戦していました。

振り返りシートへ、「はじめは訳がわからなかったが、見ていく中で、最終的にメッセージが伝わってきた」というフィードバックがあり、この目論見も、達成することができたのではないか、と考えています。

また、多くの聴衆から「面白かった」というフィードバックをいただきました。
単純に複雑難解かつシリアスな映画でメッセージを伝えるのではなく、「ギャグ」や「アイロニー」を含んだ映画に仕上げることによって、「ギャグで楽しませる部分」、「ストーリーとメッセージで楽しませる部分」の二つの側面から、攻め、幅広い年齢層、特に小学校低学年から大人まで楽しむことのできる映画と仕上がったのではないでしょうか。

また、「一見ではわかりにくい」ストーリーとなっているところが、特に悩ましい部分です。
「わかりやすいストーリー」と「奥の深いストーリー」はなかなか共存させることが難しく、「人の心を動かす」という意味も多様です。

本テーマの参考文献でもあった「表現の技術」では、簡単に要約すると下記のような記述がされています。

「感動させる」には、まず「驚き」が重要であり、驚きが人の感情を動かすきっかけになる。
「お涙頂戴」な場面で泣かせることは、共感を得られるようなシーンを作成すれば良いだけで、安易で簡単だ。しかし、「笑い」をとるほうがよほど難しい。

「お涙頂戴」という要素も「笑い」という要素もそれぞれ含めつつ、全体のストーリーにまとめあげた本作品では、彼の「処女作」という点では、様々な試行が凝らされた映画となり、「議論を巻き起こす」ことのできる映画なのかもしれません。

さて、6年生もあと残すところ「エキシビジョン」のみです。
今回一人で人の心を動かすストーリー作りのプロジェクトを経て、個人探究ではどのように学び、どのような発表を見せてくれるのでしょうか?

TY

TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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