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国立栄養健康研究所訪問

タイトル:からだに栄養 こころに栄養
探究領域:時空因縁
セントラルアイディア:「心身の元気は生きる勇気。」

[3・4年生]

栄養バランスのとれた食事を心がけるだけで”元気”になれるのでしょうか?
”食事”以外にどんなことが”元気”になるために大切なのかヒントをいただくために国立栄養健康研究所へ伺いました。

「健康な生活を送るためには栄養バランスの取れた食事だけじゃなくて適度な運動と適度な睡眠も必要ですよ。みんなは1日にどれくらい体を動かしていますか?」

到着すると早速健康増進研究部の方から質問がありました。

「大体2時間くらい運動してるよ!放課後もしてるし。」
「多分20分くらい。」
「週末は5時間くらい野球してる!」と子どもたち。

「今日来てくれたみんなは運動をよくしているみたいですね!一般的に子どもたちは毎日1時間くらいの運動をするとちょうどいい運動量になるんだ。歩くことも運動に入りますよ。意識して1時間は歩く時間を作るようにしてみてね。ただし毎日60分運動することが大切です。週末にまとめて運動するという考え方ではありませんからね。運動不足はダラダラしてしまう原因になったり肥満の種にもなり得ます。肥満になってしまうと今度は病気になってしまうかもしれません。だから毎日の運動がとっても大事なんですよ。」

子どもたちの座る姿勢と立つ姿勢についても背筋をピンと伸ばすことで意識せずに楽な姿勢を取るよりもうんとエネルギーを使うことができることを教わりました。

「君たちはいつも何時くらいに寝ているかな?」
「8時」
「9時」
「10時の時もある。」
「そうか、10時は少し遅いなー。君たちには10時間は寝てほしいな。せめて9時間は寝てくださいね。というのも、夜寝ている間に成長ホルモンがたくさん出て体が作られていくんだよ。特に深夜0時ころに一番多く出ると言われています。ですから夜中の0時には必ず寝ているようにしてくださいね。」

と日常でもできる適度な運動と休息の大切さについてお話を伺い、体育館でいくつかのエクササイズを教わったりランニングマシーンやサイクリングマシーンでの運動にチャレンジしました。
その後部屋を移して”栄養”に関するお話を伺って質問を幾つかさせて頂きました。
やはり元気に過ごすためには、健全な食生活と適度な運動と適度な休養のバランスが大切だということに気づかせて頂くことができました。 
体を元気な状態にするためにはこれらのバランスがキーワードなんですね。
子どもたちも今までモヤモヤしていた睡眠が大切な理由や運動
国立栄養健康研究所の皆さまお忙しいところ丁寧に対応して頂き、また貴重なお話を聞かせて下さいまして本当にどうもありがとうございました。

YI

TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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