テーマ第3週目。空気の性質を知り、その流れが風であることを理解した子ども達。「風をつくれ!」のミッションのもと、早速実験に取り掛かります。
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風をつくれ!

[6年生]

テーマ第3週目。

今週も先週に引き続き、天気の変化に関わる原理を理解するため、
実験に取り組みます。
理科(実験)の時間も使わせて頂き、風をつくる実験に挑戦しました。

空気の性質を知り、その流れが風であることを理解した子ども達。
「風をつくれ!」のミッションのもと、実験に取り掛かります。

こちら側で用意した材料は水槽、ラップ、線香、ホッカイロなど。

「風を起こすためには、冷たい空気と温かい空気を作らないといけないんだよな。」
「ホッカイロは使えそうだよね。キッチンの冷蔵庫の中に使えるものが
 ないか見てくる!」

フットワーク軽く、早速、冷蔵庫から紙箱入りバターを持って帰ってきました。

「線香の煙が漏れないよう、水槽の上にはラップをしっかりしないとね。」
「バターの位置はどこがいいだろう?上空の気温が低いということは、
 水槽の上の方にぶら下げた方がよいのかな?」

最終的に水槽の片側にホッカイロ、もう一方に紙箱入りバター、真ん中に線香と
いう配置に。
実験方法を説明する資料を渡さなかったにも関わらず、自分たちの頭で考えながら、
いろいろ試してみようとする姿勢はTCSキッズならではといえるでしょう。

20120423wk_1.JPG

しかし、実験をしてみると、バター側に煙が移動し、下がっていく様子は
見られるものの、その煙がホッカイロ側になかなか流れ込んできません。

「なんか、微妙だね。。」
「ホッカイロが温まるのに時間がかかるからなのかなぁ。」

もっと温冷差をはっきりさせた方がよいと考えた子ども達は、再びキッチンへ
向かい、お湯を入れた魔法瓶と保冷剤を持ってきました。
湯気が邪魔して線香の煙が見えなくならないよう、お湯が入っている容器を
ラップする工夫を行い、再度実験開始。

20120423wk_2.JPG

しばらくすると、煙がゆっくりと対流していきます。
その様子を見て、
「大成功!」
「なんだ、雲の実験に比べて簡単だったね。」
と子ども達。

しかし、これで終わらないのがTCS流です。

「じゃあ、次は実際に太陽光を使って再現させてみようよ。」と問いかけます。

「うーーん、困ったな。。」
てっきり、これで実験が終わりと思っていた子ども達は予想外の展開に
びっくりした様子。

そんな中、こちらが用意した材料から使えそうなものはないか探し、
黒い紙と白い布を発見しました。

「黒色は光を吸収するって聞いたことがあるし、これでいけるかも!」

教室を飛び出し、スクールの玄関前に水槽を設置します。
しかし、天気はあいにくの薄曇り。

「こんな天気でも大丈夫かなぁ。」

そんな心配をよそに、煙は見事に対流します。
太陽光の力に驚きを隠せない子ども達に最後の指令です。

「じゃあ、水と土を使って海と陸の状態を再現してみよう。」

今回の実験にあたり、ホームページでも事例を調べましたが、太陽光/土/水を
用いたケースは見かけませんでした。おそらく、限られた時間の中で早く結果を
出すためには、卓上ライトや黒い紙を使った実験に留まってしまうのでしょう。
ただ、我々としては、実験を単なる楽しいだけの疑似体験に終わらせず、
できるだけ現実に近い状況を再現してみることで、知識と実体験を
より強く結び付けることができるはずと考え、今回の実験を試してみることに
したのです。

20120423wk_3.JPG

子ども達は紙パックを二皿用意し、それぞれに水道水と土を入れました。
もしかしたら日本初の実験事例かもということもあり、子ども達だけでなく
スタッフもハラハラ&ドキドキ。

で、実験結果はというと、

「水側に煙は行くんだけど、なかなか土側に煙が流れ込んでいかないなぁ。」
「水がある片側だけで、煙が対流してるみたい。」

なかなか思い通りの結果になりません。
その日は終業の時間がきてしまったので、日を改めて再チャレンジすることに
なりました。

そして、翌々日のピーカンのお天気の日に再実験を行いました。

「わぁ、すごい。煙の塊が動いているのがよくわかる!!」
「土でも再現できるもんなんだなぁ。」

実験は大成功です。

20120423wk_4.JPG
20120423wk_5.JPG

その後、教室に戻り、実験のふりかえりをおこないました。
実験の手順を、図を用いながらまとめ、どうして風が起こったのかを
自分の言葉で説明します。

今回は様々なパターンの実験を行い、しつこく、粘り強く取り組んできました。
簡単にわかったと思わせてしまっては、追究がそこでストップするからです。
子ども達も弱音を吐かず、よく食らい着いてきてくれました。

いよいよ、テーマも折り返し地点。
GW明けは、天気を予測するにあたり、天気図をどう読み解いていくのかを
学んでいきます。

HY

TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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