【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】見れば見るほど見えてくる。
<テーマ学習> 〜概要
私たちの暮らす東京の街中でも、周りを見回すと街路樹が立ち並び、公園にも草木がみられ、足元にはアスファルトの隙間から雑草が顔を覗かせています。私たちの身近な存在であり、静かに佇んでいる植物たちの「葉っぱ」に焦点を当てて学んでいきます。何気なくみている葉っぱですが、手にとってじっくりと見てみるとそれぞれ形が違うだけでなく、ザラザラ、ツルツルといった触り心地や、表面に小さな毛のような物が生えていたり、葉先が尖っていたりとそれぞれ違った特徴があることが見えてきます。
本テーマ学習の探究領域は「万象究理」であり、私たちのまわりの森羅万象を対象にして、自然界の性質や法則を学びとっていきます。この「静かなともだち」では葉っぱを対象として、「見る」ことをとことん磨いていきます。1年生たちのテーマ学習の始まりである「紅葉山公園」を散策し、たくさんの葉っぱを採集していき、それらの葉っぱを見て、描いて、拡大して、分類していくことで視野を広げていくことを目指しています。「紅葉山」見っけ隊で磨いた学びのアンテナをさらにぐるぐる働かせて、ひとつの葉っぱからもたくさんの情報が見えてくることを実感していくことで、子どもたちが様々なものに関心をもち、「見る」楽しさを広げていくことを期待します。
静かなともだちである植物たちの不思議いっぱいの世界へ踏み入れていきましょう。
KO
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2024年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)