【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】力に理あり、実理に利あり。
<テーマ学習> 〜概要
この地球には、様々な「力」があり、私たちはその「力」の影響の中で生きています。私たちを引っ張って地球に繋ぎ止めている「重力」、物を引きずる時に起こる「摩擦力」、ものが同じ状態であろうとする「慣性力」、ひもが物を引っ張る「張力」、バネによる「弾性力」、磁石同士が引き合う「磁気力」などなど、様々な「力」が存在します。そして、それらの「力」には、物理学・自然科学的な不変の法則、すなわち「理」があり、上手く活用することで「利」を得ることができるのです。
このテーマでは、私たちの生活の中で「力」がどのように作用し、また、その「理」を活かしてどのような道具やテクノロジーが活用されているのかを学んでいきます。「てこ」を使った栓抜きや爪切り、「滑車」を使ったエレベーターやクレーン、「輪軸」を使ったドアノブや鉛筆削りなど、小さな力から大きな力を生み出すために「利」として使われている身近なものの仕組みや原理を知った上で、その力のメカニズムを使ったアルゴリズムでピタゴラ装置を製作していきます。どのような力を応用し、チームワークを発揮してパーツを組み合わせ、どんなオリジナルピタゴラ装置ができあがるのか?「理」を活かした創造が楽しみです。
YH
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2024年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)