【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】観測は予測の礎となる。
<テーマ学習> 〜概要
みなさんは毎日、天気予報をチェックしていますか?
天気は一日の間にもどんどん変化しており、それは生活にもさまざまな影響を与えるものです。その日どの服を着るのか、どの靴を履くのか。傘は必要なのか、電車はちゃんと動いているのか。天気予報を見ていたおかげで傘の準備ができたり、洗濯物を外に干すか部屋に干すかを判断できたり、また出かける予定を考えたりできています。しかし、天気予報を作っている人はいったい何をもとに天気を予報しているのでしょうか?天気予報をするためにはどんなことが必要なのでしょうか?
今回のテーマでは私たちの生活に大きな関わりのある天気について考えていきます。
たとえば今日も目の前に広がる空には雲がありますが、雲にはさまざまな種類の雲があります。雲があるからと言って必ず雨が降るわけではないし、色や大きさ、また形の違いをおもしろく感じたこともあるでしょう。山に登ってより近くで雲を見れば、その大きさに圧倒されもします。より高い山に登れば、自分がいる場所に広がる雲海を眺めることもできます。ではそんな雲とはいったいなんなのでしょうか?また天気予報でよく耳にする「気圧」とはなんなのでしょうか?
まずは目の前に広がる空をよく見て、雲の動きや「空模様」を観測することからはじめます。じっくりと観測していくことによって何が見えてくるのかを感じてみましょう。さらにぼんやりと耳にしていた気象、気圧、前線、気流などなど、用語に関する知識を得て、気象のメカニズムを知っていくことを通して、自分たちにどのような予測が可能なのか。空を見ることからどのようなことがわかるのか。考えていきましょう。
YI
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)