【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】場には限りない「!(発見)」と「?(疑問)」のタネがある。
<テーマ学習> レポート
連休明けからはテレラーンでの学びが始まりました。
初めてのテレラーンにドキドキワクワクの1年生たちですが、日に日にiPADでできること・わかることが増え、毎日高いモチベーションで学びのアンテナをグルグルさせて新たな環境を楽しんでいます。このPLAYFULNESSが頼もしい!!
さて、今回の「『紅葉山』見っけ隊」は、新学期早々にオンライン学習に切り替わったため、探検のフィールドを紅葉山公園から個々の家に変え、「『おうち』見っけ隊」としてこの1週間、お家での(!発見)と(?疑問)をたくさん集めるミッションにチャレンジしてきました。
5月連休中にも学びのアンテナを全開にして過ごし、(!)と(?)をそれぞれに見つけていたのでどの子たちもすでにエンジンはバッチリあったまっています!!
「『おうち』見っけ隊」の隊員たちはまずは「家にある”面白いもの”」を発見し、その面白いものの特徴とどこがどう面白いと感じたのかを詳しく発表することにチャレンジしました。
5/28には初めてのプレゼンテーションがありますので、それに向けて発見を詳しく語る経験を積んでいきます。
それぞれのテーマ学習には目指すゴールとしてセントラルアイディアという概念が設定されています。
この紅葉山見っけ隊で目指していくのは「場には限りない(!発見)と(?疑問)のタネがある。」という概念です。
このセントラルアイディアを6週間のテーマ学習を通して実感できることを目標に探究していくことを子どもたちに伝えました。
すると、子どもたちなりの理解を口々に聞かせてくれます。
「場って私の今いるところも場だよね。」
「トイレも場だよね。」
「お風呂も汗を流したり、体をあっためたりする場だ。」
「中野も東京も場だよね。」
「公園も!」
誰かがひらめいた言葉から連想して”場”という概念がどんどん広がっていくのが面白い。大人が教えなくても気づきから類推して学ぶことの面白さをどの子も味わっているようです。
”限りない”という言葉についてはみんなピンときていなかったため辞書を引いて書かれている意味を読み上げました。”果てしない”、”キリがない”、”たくさんの”という意味があることを例文を交えて伝えると「なるほど!」ときらりと目を光らせる1年生たち。
「ていうことは場にはキリがないくらいたくさんの!と?のタネがあるってことか〜。」
「たしかに水鉄砲もあるし、フィギュアもあるし、パパの何に使うか分からない不思議なものもある。」
「そう!そういうのが!や?の元になってるんだ。」
ということで自分の家にはどんな場があるのかを調べて記録し、発表するというミッションも行いました。
フィールドを”お家”に変えても連休前以上に学びのアンテナをフルに使って特徴を詳しく語ることや自分が「面白い!」あるいは「不思議だな!」と感じた理由について語ることができた見っけ隊員たち。
なんと言ってもミッションを理解して探究し、それをみんなに語りきることを全員できたことが何より素晴らしい!
さあ、来週はいよいよスクールに戻って紅葉山公園の探検が再開します。
磨かれたアンテナで何を見つけることができるのか乞うご期待です!
YI
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF) 運用版
・テーマ学習 2021年度実施内容