「サインを受信せよ！」G1G2テーマ学習 概要

私たちの身の回りには、たくさんのサインが発信されています。そのサインは誰もが安全に安心して行動できるように示されたものであり、気づくことができないと危険なことになったり、迷ったりする可能性も出てきます。何がどこにあるのか、ここはどんな場所なのか、これはどう使ったらいいのかなど、人々の知りたい情報を「かたち」で表したもの、それが「サイン（SIGN）」です。

中でも、ピクトグラムは、文字情報ではなく、線や図形、イラストといった視覚情報として表示されているため、世代や国を超えた多くの人に伝えたいメッセージを届けることのできるサインであり、自ら受信することでより安全に過ごすことができるのです。

スクール生活において、始めのうちは、自分の思っていること、感じたことを外に発信することで、それに気づいた上級生が受信してコミュニケーションが成立していきます。次第に、発信だけでなく、相手の話を聞く、周りを見るといった、「受信」が求められてきます。今回のテーマは、タイトル通り「サインを受信せよ！」というミッションの中で、意思表現について考えていく学習です。

まず、身の回りにはどんなサインがあるのか見つけ出し、何を伝えたいのか、なぜ伝えたいのか、どうしてサインにする必要があるのかを考えていきます。そして、サインが受信できるようになったら、サインの「型」を使って発信してみます。自分をあらわすサイン（家紋ならぬ自紋）づくりに挑戦します。どうしたらわかりやすく自分らしさを伝えられるかを模索していきます。

スクールに通うのが楽しくなってきた１年生と、後輩ができスクール生活に自信がついてきた２年生。この２学年で学ぶ最初のテーマ学習は、より相手視点になってResilienceとLoveを発揮しながら受信・発信していくことを目指していきます。