【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】我感じるゆえに我あり。
<テーマ学習 概要>
私たちは常日頃、外部から刺激を受けつづけており、それらの刺激を視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の「五感」で感じ取ることで情報を認識しています。それら五感は独立して作用しているものの、得られた情報を様々に組み合わせることで私たちは知覚することができています。どれか1つが欠けるだけでも、自分の知覚や感覚は簡単に崩れてしまう。私たちはそんな繊細な五感をどれだけ使い、そしてどれだけの情報を認識できているのでしょうか。今回のテーマでは自分たちが持っているそれぞれの感覚を認識し、また焦点を当てることで、それまでとは違った感じ方、感覚を発見していきます。
まずは五感を意識せずに自然の中に出かけた際、何を感じたのかを語っていきます。それらが五感のどの感覚を使って感じたものかを分類していくことで、自分たちが使っている感覚を把握します。その後、自分が使えていなかった感覚を意識して使ってみることで何か違いがあるのか、五感を単体で使うことと組み合わせて使うことでは感じ方はどう変わるのか、と様々なアクティビティを通じて五感を探究、磨いていきます。それぞれの機能を理解し意識的に使っていくことで、再度自然の中に出かけたときの情報量の違いに気づけることでしょう。
また、感じたことを言語化することで、自分ならではの感覚、他者との感覚の違いも見えてきます。多様な表現方法にも触れながら、最終的には一人ひとりが自分の言葉で表現し、相手に伝えることに挑戦します
KO
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)