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「We love 遊」4年生 テーマ学習 レポート2

【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは時代の流れの中で生きている。

<テーマ学習>レポート
〜遊びの歴史をさかのぼってみる〜

2週目では、遊びの歴史を辿って見ていきました。ポイントは、昭和の初めから現在に至るまでの100年間を遊びや玩具に注目してみた点です。

すると、子どもたちの発見からある傾向を見て取ることが出来ました。

それは、玩具に使用されている材料が年ごとに変化してきたことです。禁止になったりOKになったりと材料の使われ方に対して「なんで、OKになったりダメになったりしてるんだろう?」とTCS疑問アンテナが反応することが多くありました。

そうなると、子どもたちの探究心に火がつき様々な予想や意見が出てきて、面白いディスカッションに発展していくのです。

中には使われている材料の変遷に政治的な背景があるのでは?、さらには国の情勢が関わっているのではないか?などと様々な予想をしながらその背景を考えるキッズたち。いろいろな視点で遊びや玩具の時代の流れを見ることを楽しんでいました。

100年前からじっくり歴史を見ていくことで、気づくことがなんと多いことか!何度見ても見るたびに違ったものが見えてくるのが不思議です。時代の流れって面白い!そんな感情の中、探究は進んでいきました。

遊びや歴史を見ていく上で当然、気になった遊びや玩具にも興味津々な4年生。

その中でも多数のキッズが声を揃えて挙げた遊びが「こっくり様」。

この「こっくり様」明治時代に流行してから、また昭和に入って流行したときには名前が若干変わるんです。その名前も「こっくりさん」ww 子どもたちからは「様がなくなってさんになっちゃったよーww」と笑いの声が。

「きっと時代も変わって、身近な遊びになったからじゃない?」など様々な憶測の中、あるキッズがやり方や遊びの由来を調べてきてくれました。

するとさすがは4年生!早速「こっくりさん」をやってみることに!

子どもたちはこの「こっくりさん」の都市伝説も知らずに真剣な眼差しで見ていましたw(僕自身も小学生の時によくやりました…)

この日は、スクールの見学日で、見学に来ていただいた方々も懐かしそうに見ていました。

時代が流れてもいまだに続いている遊びに、子ども達は何を感じとったでしょうか。

遊びと時代の流れから、何が見えてくるのか、そして探究が深まるにつれてキーワードでもある「時代の背景」に、どんな気づきを発見するのか week3がますます楽しみです!

HM

(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

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