【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】自分視点と俯瞰の往来が理解と判断を助ける。
<テーマ学習 レポート> week2
探索三回目(犬囲い北東部)〜地図記号の場所へ行ってみる!〜
TCSから程近い地図記号を発見!
その場所に行こうと探索開始したが、わずか5分の場所へ行くのに20分もかかってしまいました。
そのうち、子どもの一人が煙突らしきものを発見!
そこが地図記号の場所と一緒であることを確認し、銭湯だということがわかった!
(まだ方角も理解できていない中、判断もままならないのである意味、偶然行き着いた感は否めませんが… ww)
ふりかえりでも、時間がかかってしまった原因と道のりをふりかえって、「こう行けば近かった!」「もっと周りをよく見れば、見つけることができた!」など、意見が出ていました。
探索4日目(犬囲い北東部)〜ブロードウェイへ最短距離で行ってみる!〜
真夏のような暑さに子どもたちの体力や気力も奪われていきます。
判断力も落ちています。遠くに見えている高い建物に気づく子どももいません(汗)
ようやく地図の記号の情報に目が行き、探し出すことができたものの近いのに遠い「ブロードウェイ」。。時間をかなりオーバーした上、現物へは到達せず。。。
探索5日目(犬囲い北東部)〜[再] ブロードウェイを探し出す!〜
今回のリーダーは地元をよく知るキッズ! 最初設定したルートは、簡単に行ける線路沿いを行くルート。
しかし他のキッズから、「それって最短距離じゃないんじゃない??」と指摘を受けルートを変更しました。実際はどうなんでしょうね。
ここであるキッズが「あの遠くに見えているのはサンプラザジャないかな??」と発言しましたが、他のキッズには届かなかったようでした。残念。
ブロードウェイを目前にしながら、時間から来る焦りと他者の意見で自身の考えが揺らいでしまった様子。
今回も時間オーバー。
しかし「ブロードウェイ」の入り口だけは発見することができましたww
帰り道では遠くに見えている「島忠」を発見することができ若干ですが視野が広がってきたかな?
ここで探索のまとめとふりかえりをしました。
子どもたちの意見では「視野が狭い時と広い時がある!」「方角がわかってきた。」目的地への目指し方でも「自分のいる現在位置を確認することが大切!」と良いふりかえりをしていました。
そしてここで一旦、セントラルアイディアに立ち返って、「俯瞰」の意味を探究しました。
「上から見ること?」「トリの目になることだよー!」
「こんな視点で見たことない〜!」「東京タワーって上から見るとこんな形なんだ!」
「地図って俯瞰してみて書いたんじゃない??」など映像から感じる学びは大きかったようですね。
大人でも上から見た東京タワーなんてイメージしづらいですよね!
<後記>
探索も回を重ねることで、視点が変わったり観点が変わっていったりと子どもたちが実体験から学ことは多いことを毎度のことながら感じさせてもらっています。
じわじわと方向感覚や距離感、そして現在位置を把握するスキルが身についていってる2年生。
week3では探索しながら、「ムシの目「トリの目」を使いこなして、たくさんの発見をしていきます。
どんな発見があるのか楽しみです!
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)