【学年】 5年生 6年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】 事業の目的は顧客の創造である。
<テーマ学習レポート>
どんな駄菓子屋にしたいか、事業計画を立てるに当たって、自分たちの理想とするお店のイメージを出していきました。
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今回の学習において、共有するものはグーグルクラスルームを通して、ドキュメントやスプレッドシートを活用したり、個人作業のものは、エクセルや紙のワークシート、算数ノートに記録をしたりと、ツールの使い方も同時に学んでいきます。
具体的にお客様が笑顔になるには、喜んでもらうには、どうしたらいいか意見を出していくと、「お店の人が優しいこと」が10人。「安くて得した気分になること」が1人でした。価値の提供を商品よりもサービス重視にしたいという流れに。
子どもたちの中には、駄菓子は知っていても、駄菓子屋に行ったことのない子がいます。店を出すからには競合を知り、値段設定のための情報を集める必要があります。スクールに近い駄菓子屋でも片道徒歩20分ほど歩く距離ではありましたが、行ってみると、商品の数、100円でいくつも買える価格に驚きます。
シールくじを引くのに迷い、中身を見るまでワクワクし、出てきたシールに感激して大いに楽しんでたSさん。あたり付きの商品を中心に選んでいたKさんやくじ引きして買ったスーパーボールが、普通に買うよりも安かったことに満足するTくん。それぞれに駄菓子屋を堪能して「スーパーの駄菓子コーナーとは全然違う」と実感。やはり現場調査は欠かせません。
すると多数派が一変。「くじ付きが多くて当たったときに得した気分になる駄菓子屋がいい」「値段が100円以下の安いのがいい」と。最初からそれを推していたのは、Kさんでした。お店のコンセプトとして、顧客・商品・サービスが以下のように決まりました。
・中学生以下の子どもを対象とした駄菓子屋
駄菓子屋の楽しさを多くの子どもたちに知ってもらうため
・くじがある駄菓子を中心とした商品を扱う
くじを引くワクワクドキドキ感、チャレンジを楽しんでもらう
・積極的に声をかけ、明るい空間を提供する
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(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版