【学年】5年生
【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】私たちが今こうして生きていることこそが奇跡である。
<テーマ概要>
私たち人類はどこからきて、どこへと向かってゆくのでしょうか。私たち人類が誕生するまでに、長い進化の過程が私たちの遺伝子に刻まれています。私たちのDNAに書き込まれている約31億文字の情報は、長い時間をかけて進化を続けてきた生物種の歴史を紐解いてゆくための「鍵」なのです。
しかし、ラテン語で「賢い人間」を意味するホモ・サピエンスという名前とは裏腹に、実は、私たち人類は「優れていた」から現代に至るまで生き残っているわけではありません。私たち人類は、度重なる「偶然」の産物として奇跡的に存在することができているのです。
今回のテーマ学習「似て非なるもの」は、「私たちが今こうして生きていることこそが奇跡である。」ということを実感する学びです。「進化」の観点から生命の歴史を紐解いていくことで、進化の意味と奇跡的な存在であることがわかってくることでしょう。
次に、遺伝のメカニズムについて知っていくことでわたしたちが受け継いだものと、これから変えていくことのできるものについて知ります。私たちの遺伝子は私たちの体をつくりだす土台であり、実は遺伝子のスイッチのオンやオフによって生まれた後でも変えていくことのできる遺伝子もあるほど柔軟なのです。
そして、最新の研究によってわかってきた人類誕生の秘話を学ぶことで、いかに奇跡的でな存在であるかを知ることができます。
わたしたちはこれから「これからどう生きていく」のか、最後に皆さんにWe Are the Worldの曲にのせて、その思いを披露したいと思います。
TY