【学年】1年生2年生
【探究領域】共存共生
【セントラルアイディア】 種は互いに影響し合って生きている。
<テーマ概要>
私たちが暮らす地球では様々な地域に多様な生態系が存在します。しかしそのバランスは自然になりたっているものではありません。
身近な自然を観察してみてもそのことにことに気付くことができるように様々な要因によって元々その土地に土着していた在来生物以外にも多くの外来の生物が共に生息しているのです。
近所の公園にいるアメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)、多摩川にはピラニアがいて、「タマゾン川」とも呼ばれています。
新宿の高層ビル群に住むオオタカや電線に止まっているカラフルなインコ。私たちの気付かないところで、元々はその地域にいなかった「外来種」がやってきて、元々その場所にいた「在来種」の命の営みを脅かし、「絶滅危惧種」へと追いやっている現実があります。この現象は、世界各地で起きていますし、そしてもちろんTCSの周囲でも、在来種の中に外来種が侵入することによる生態系の変化が起こっているのです。
いったいなぜこのようなことが起きるのでしょう?
また、こうなることでさらにどのような影響や変化が起こるのでしょう?
私たちの生活とどのようなつながりがあるのでしょう?
このテーマ学習では在来種の生態系に影響を及ぼす外来種とその生態について知り、そのうえで、人のライフスタイルや都市化が生態系の変化に与える影響まで理解し、多様な生物が共存できる生態系をつくっていく/守っていくためには、どんなことがわたしたちにできるのかを考えていきます。
YI
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(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版