タイトル:築きに気づく
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:構造よく力を制す
[2年生]
人類の作り上げてきた「構造物」の歴史は重力との闘いの歴史でもあります。人類は「重さ」と「力」にどのように耐えるかの中で、知恵と技術を長年積み重ねてきました。
巨大な石灰石を積み重ねたピラミッド、石やレンガを組み上げた教会、綺麗なアーチで形作られる橋、先人が経験的に発見してきた「構造」は、現代を生きる私たちの生活を支える「構築物」にも活かされています。
街を歩けばたくさんの「構築物」に出会うはずです。電気を遠い発電所から伝える「鉄塔」、天を裂かんばかりに高く伸びる「電波塔」、整列した骨組みと曲線が美しい「ローラーコースター」や「観覧車」、そして川だけではなく遠く離れた二つの島を隔てる海峡まで跨いでしまう「橋」、たくさんの人や車、強い荷重に耐える「構築物」に目を凝らしてみれば惚れ惚れするほど様々な構造上の工夫がされていることがわかります。
テーマ学習「築きに気づく」では、私たちの生活を支える「構築物」になされている「構造」がどのようにして「力」を制するのか、観察と実験を通して探究してまいります。
TY
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。