[1・2年生]
テーマ発表では、ラーナープロファイルの意味とそれをどうピクトグラムで表現したか、堂々と自分の言葉で語ることができました。貼り出されたそれぞれのピクトグラムも、1・2年生のアウトプットとしては文句ないできあがり。参加したオーディエンスから、よくぞここまでつくりあげたという高い評価を得ました。
今回、担当教師の立場として気づかされたことがありました。それは、どんな学年であっても「具体」と「抽象」をいききすることが重要なのだということでした。ともするとまだ低学年だからラーナープロファイルを表すあるひとつの行動を「絵」にできればそれだけでOKと考えてしまうでしょう。しかし、探究する頭の使い方とは、抽象的なコンセプトを自分たちなりに具体化することなので、どんな学年であれ「具体」と「抽象」との間をいったりきたりするような仕掛けをすべきなのだと再認識しました。
さあ、例によってテーマ発表が終わってからがさらなる「探究」の始まり。フィードバック用紙に書かれた good & better に基づいてしっかりふりかえります。できあがったピクトグラムは、シールにして、スクールの日々の生活の中で用いることになりそうです。
ラーナープロファイルのマークを作ることは「探究」の入口に過ぎません。毎日の生活においてラーナープロファイルを意識した人になることが真のゴールです。学びは生き方に直結している。それが探究するテーマ学習なのです。
RI
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。