[1・2年生]
今週は台風と雪について、様々な資料を赤エンピツ片手にじっくりと音読して読み込みます。
台風のメカニズムや台風が引き起こす二次的な災害、例えば高潮や鉄砲水、洪水などについても探究していきました。
起こる土地によっても影響が全く違うことに驚く子どもたち。
するとすぐに色々な疑問が生まれます。
「鉄砲水ってなに?なんで起きるの?なんで鉄砲なの?」 「よし、じゃあ調べてみよう!」
とそこからさらに探究が広がります。子どもから浮かび上がる疑問を元に深めていくことができるのもテーマ学習の醍醐味。
資料をよく読むと、鉄砲水が集中豪雨による放水や土砂・岩石によってせき止められた川の水が決壊し一気にすごい勢いで流れ出す災害だということが分かりました。
しかし子ども達は文章からだけではイメージすることがイマイチできずにまだモヤモヤしている様子。
そこで一緒に映像を見ることにしました。
百聞は一見にしかず。メカニズムについて知った上で映像を見ることができたので子どもたちも疑問を解消することができ、満足した様子。
また台風にも恵みがあること、そして台風が多い土地で生きてきた先人の知恵についても学ぶことができました。台風がよく通過する日本では古くから堤防やダムなどを作り、治水の技術を発達させてきたことが分かりました。
そして学んだことを災害のネガティブポジティブマップに記録し振り返ります。みんな自分でマップにまとめられるようになってきたねー!いいぞ、いいぞーー!その調子。
来週末はいよいよテーマ発表会。これまでの学びを色んな人に分かりやすく伝えるために来週もがんばるぞー☆
YI
※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。