【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】見れば見るほど見えてくる。
<テーマ学習> 〜概要
家の庭や通学路、近くの公園でふと立ち止まり、目に入った木をじっと見てみましょう。地面を這ってはところどころで隆起している根に、真っ直ぐだったり曲がったりしながらも丈夫に伸びる幹、上へ横へと伸びて広がる枝葉。私たちの生活の隣にいる存在である「植物」ですが、よく観察してみると「こんな形だったんだ!」「こんなふうに繋がっていたんだ!」という発見や不思議が詰まっています。一つの事例だけでなく、さまざまな事例を集めてみると、それぞれが似ている/違うという比較、季節によって見せる変化など、新しい視点も持つことができ、いままで気づかなかった自然の面白さを知ることになります。
本テーマが属する「万象究理」という探究領域は、私たちを取り巻く森羅万象を対象に、さまざまな視点で見て、触れて、そうして感じ取ったことや発見をつなげていくことで自然界にの持つ性質や法則を解き明かしながら、その深淵に踏み込んでいきます。
このテーマでは静かなともだちである「植物」を題材に、実際に見て、描いて、拡大して、分類してと様々な視点から見ることで、科学的なものの見方に触れていきます。TCSに近い紅葉山公園を散策し、たくさんの種類の葉っぱを採取して観察・整理しながら植物の特徴を知っていきます。学びのアンテナを動かして、身近で不思議な植物の世界をじっくり見ていきましょう。
KO
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2022年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)