特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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文章を磨く

タイトル:problem ownership
探究領域:社会寄与
セントラルアイディア:情けは人のためならず

[2年生]

今週金曜日にプレゼンテーションをひかえ、アウトプットの作文に磨きをかける6週目を迎えました。
今までゴミ拾い活動をやりながら、どのように『プロブレムオーナーシップ(=問題を他人事で済ませず自分ごととする)』について考えてきたのか1000字以下の作文にまとめました。

先週から取り組んでいますが子どもたちはすでにバージョン3に取り組んでいて、すでに最初に書いた作文とは面白いくらいまるで違う内容になっています。
最初は普段書いている振り返り作文の文体のように『ゴミ拾い』についてどのように取り組んでいたのかを「情景」・「会話」・「心情」
をバランス良く交えて書いていきました。
しかし、できあがったのはまさに『ゴミ拾い振り返り作文』となっていました。
みんなでそれぞれの作文を朗読し合っていると、一人の女の子だけが作文の中に最初自分がイメージしていたプロブレムオーナーシップがどのようなきっかけで変わっていったのか表現していました。
このポイントに気づいたみんなは『起・承・転・結』のストーリーの型でどのような構成で何を伝えたいのか、何を表現をしたいのか考えていきました。

起と承では”ゴミ拾いを通して印象的だった出来事”や”自分のゴミ拾いへの向き合い方が変わったきっかけ”などゴミ拾い活動でのターニングポイント、転と結では”ゴミ拾いを通して考えてきたプロブレムオーナーシップ”や”自分にとってプロブレムオーナーシップとはどういうことなのか”など行動を通して変化した自分やその行動を後押しする考え方について考えていくことになりました。

プレゼン前日まで何度もしぶとく推敲を重ねていった2年生たち。
プレゼンではどのような作文を披露してくれるのでしょうか。

YI

TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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