タイトル:おたがいさま
探究領域:共存共生
セントラルアイディア: 生態系の中で生き物は互いに影響し合っている。
[1・2年生]
TCSの近くの公園に、アメリカザリガニがいる!
多摩川にはピラニアがいて、「タマゾン川」と呼ばれているらしい!
家の前の電線に、カラフルなインコが止まってるを見たことがある!
私たちの気付かないところで、もともとその地域にいなかった「外来種」がやってきて、もともとその場所にいた「在来種」の命の営みを脅かし、「絶滅危惧種」へと追いやっている現実があります。
こうして在来種が極端に減ってしまったり、外来種が増えている背景には、一つの原因ではなく、様々な原因が複雑に絡み合って存在しています。
ただ「外来種」が悪い。。「在来種」がかわいそう。。そんなことだけでは片付けられないほど、生き物は違いに影響しあいながら存在しています。
「在来種」と「外来種」の関係性はどんなものか?
生態系の中で、どんな要素や生物がどのような相互作用をつくっているのか?
また、生態系の中で人間はどのように影響をもたらしてきたか?
この3つが、今回のテーマ学習での探究課題です。
このテーマでは、まず、身近で増えている「在来種」の生態系に影響を及ぼす「外来種」について調べ、次に環境に適応していく「外来種」の生態を学び、そのうえで人や人のライフスタイルが生態系内のバランスの偏りに影響を及ぼしてきたかを理解して、そこから多様な生物が共存できる生態系を作っていく/守っていくためには、どんなことをわたしたちはしていくのかを考えていきます。
ES
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