特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

東京コミュニティスクール

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東京コミュニティスクール

売り上げの乱高下

タイトル: お客様の笑顔を獲得せよ
探究領域: 社会寄与
セントラルアイディア:事業の目的は顧客の創造である。

[5・6年生]

駄菓子屋を開店してはや4日が経ちました。
今週は軌道に乗り始めたところから、さらに「改善」を続けていきます。

初めはおぼつかなかった準備もだんだんと手馴れたものとなってきました。
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また、接客のコツもみんなで話をシェアしていくと色々なコツが上がってきます。
・「まずは、お時間ありますか?2分でもいいのでもらえますか?」
・「ちょっとそこで駄菓子屋をやっていて、ジュースとかもあるんですけど休んで行きませんか?」

色々な工夫をして、お客様を呼び寄せていきます。

呼び込みはいいものの、裏では間に合っていない会計処理をがっつりとこなしていく役割の人が働いてゆきます。

帳簿を作ったり、前日の会計処理をしたりと、多くのことに追われながらもうまく分担しながら、それぞれの役割を果たしていきます。

さらに、「仕入れ」今週は二回も卸売の「タジマヤ」まで仕入れに行きました。
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こんなものだったら売れるかな?必要としているものが安くなってる!ラッキー!
などなどと、受け取った仕入れのための予算の中でうまくやるために即座に計算をしながら、何を買うか、考えていきます。

さて、この三日間できになるのは「売り上げ」です。
売り上げは、実際のところ、どうなっていたかというと・・・
火曜日:3000円
水曜日:9000円
木曜日:4000円

と乱高下してしまっていました。
天候もそこまで悪くないはずなのになんでこうなってしまったのか、不明瞭なところがあります。

毎日の仕事のあと、メンバー全員は「改善提案書」でその日の問題点を振り返り、改善につなげています。

自分たちのお店を改善すること、店員の態度を改善すること、ものの売り方を改善すること、「批判」だったら誰にでもできますが、それでは「他人事(ヒトゴト)」で終わってしまいます。
そのために、自分たちでどうするか考えていきます。
改善提案書の中には具体的に下記のようなものがありました。
・商品の並べ方・POPを作ってカラフルにする
・人を待たせすぎるからその間のつなぎをうまくする
・目立たなすぎるから看板を作る
・協力する!積極的に相手と向き合う。相手の立場を考える。みんなの意見も取り入れる
・値段設定を明確にする
・顔が怖い。営業中は楽しくやればできると思う!
・自分の役目がわかっていない
・味の確認をする
・うまい棒を10円のと15円のとで比較してどっちがよく売れるか実験する。
・お客様の気持ちになってみる。
・自分の仕事をちゃんとやる。
・客前で話さない。

などと、いくつか被っているものもあるなかで、たくさんの改善策・問題点があがりました。
そんな中、店舗を運営していくなかで色々な問題が生じてきました。
・「いつも買い出しに行けるのは6年生じゃないか!」
・「わたしいつも呼び込みをやっている気がする。レジとかやりたいよ。」
・「会計の処理が終わってないから売りたくってもものを売れないよ!」

自分たちが気持ちよく仕事をしなければ、お客様にもそのことが伝わってしまいます。

次週はこの改善案も含めて自分たちもお客様も気持ちよくあることのできる工夫を考えます。

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TY

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