特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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事業の目的は?

タイトル: お客様の笑顔を獲得せよ
探究領域: 社会寄与
セントラルアイディア:事業の目的は顧客の創造である。

[5・6年生]

「事業」とはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
まず、「事業」とは何か、ということで子どもたちと盛り上がりました。
「公共事業」かなぁ?
「何か仕事をするってこと?」
「工場とかがあるってこと?」

などなど、「何か仕事には関わる」という頭の中のもやもやとイメージが広がっていきます。

辞書を使って「事業」とは?と調べてみれば、
「社会のためになる大掛かりな仕事」

とありました。
「”業”だったらいろいろつくの知ってるよ!例えば卒業とか!」
「じゃあ業とつくものは他にどんなものが知ってる??」

と話がどんどん盛り上がっていきます。
農業・業者・企業・自営業・業務執行妨害・企業・飲食業・工業・林業・商業・開業・営業・・・
たくさんの「業」のつく言葉ですが、すべてがなんらかの「仕事」に関わってきます。

では、セントラルアイディアの提示、ではなく、まず、「事業の目的は」と聞いてどんなことを思い浮かべるか、みんなで事前の知識を掘り起こしていきます。
「事業の目的は」
「お金を稼ぐことなんじゃないかな」
「お客様の笑顔を獲得することじゃない?」
「成功させることだよ!」
「みんなのため、社会のためだよ」
「金銭に限らずなんらかの利益をえることだよ」

いろいろな意見が出てきますが、今回のセントラルアイディアは
経営学者、ピータードラッカーの言葉である、
「事業の目的は顧客の創造である」

です。
「顧客」ってなんなんだろう?「顧客を創造する」ってことは、そういう人をつくっちゃうってこと?
いろいろな疑問が湧き上がりつつも、今回はスクールの一角でビジネスを実践するテーマ、「顧客」にどんな人がなりそうか考えたくもあります。

「じゃあさ、コカコーラの自販機の隣で安くコーラを売ったら売れるんじゃない?」
「子供が売ってるから買ってくれるんじゃない?」
というアイディアも出てきましたが、その話の流れで、
「どんな人がいるかまず調査したいな」

というアイディアが出てきました。
では、どんな人がいるか、足を使って情報を手にいれよう!
ということで、インタビュー項目を作り、近隣の方々へ突撃インタビュー!

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見事、人海戦術で40名強の回答を得ることができました。
来週は今回の結果を分析し、事業のコンセプト作りをしてゆきます。

さてどのようにして、「顧客を創造する」ビジネスモデルにしてゆくのでしょうか?

TY

TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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