タイトル:限りある資源、限りなき欲求
探究領域:共存共生
セントラルアイディア:「地球資源の持続可能性は人間の選択に委ねられている。」
[3・4年生]
私たちは、便利で豊かな生活を営むために、多くの物を使い、多くのエネルギーを消費しています。そのもとになる資源には有限なものもあります。特に、電力で使われている化石燃料は有限であり、原子力のウランも有限な資源です。石油危機、原発事故、温暖化、人口増加等々、あらゆるエネルギー問題は、「消費する」という価値観を変える転換を世界中の人々に迫っているともいえます。
今回は、地球にはどんな資源がどのくらいあるのかを知り、同じ地球上で生きている人々の間で、その限りある資源がどう消費されているのか、その現状と問題点を把握した上で、自分たちがどう関わり、行動していくかについて考えていきます。これまでのテーマ学習「We Love 遊」では戦前戦後の歴史に触れ、「信じるカネ?」では人と人との信頼、価値の転移について探究してきました。今回の学びを通して、様々なことが繋がり、発想を深めていくことでしょう。
豊かな暮らしとは大量消費することなのか、確実になくなっていく資源をどう使っていくのか。
節約して使う?使うことをやめる?ほかのものを使う?それとも繰り返して使う?
我慢することは考え方が変わったことにはなりません。自らの欲求を認めつつ、数々の葛藤を乗り越え、豊かさとは何かを考え、私たちはどう行動していけばいいのかを模索していきます。
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