タイトル: 信じるカネ?
探究領域: 社会寄与
セントラルアイディア:価値の移転は信頼によって成り立つ。
[3・4年生]
小学生へのお金の学びというと、ちゃんと貯金しようとか、お小遣い帳をつけてムダづかいしないようにしようとかいうものになりがち。一方で、お金をどう運用するかという、ファイナンシャルプランナーの意図バリバリの投資教育もちょっと違和感が……
とはいえ、「お金」について子どもの頃から考えることはとても大事なこと。単なる道徳的お説教でもなく、また金融教育でもない、「お金」の探究とはどういうものなのか。
それは、お金の流通を可能にしている「信頼」というものの本質です。
お金がなぜ価値を持つのかと言えば、そこに、交換する価値が等しいという信用、交換したらきっといいことがあるだろうという期待、そして交換する相手への感謝をこめることができるからです。それが「信頼」ということです。
そこで、今回のテーマ学習では、お金の歴史を知りながら、価値を移転することを可能にする「信頼」と、それをどう構築してゆくか追究してゆきます。
RI
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