タイトル:静かなともだち
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:「見方を変えると見えてくる。」
[1年生]
今回のセントラルアイディアは「見方を変えれば見えてくる。」
以前だったら見えていなかったであろう、モミジの姿をプレゼンテーションでは一人一人が語ってくれました。
モミジは分裂している
葉っぱの周りはギザギザしている
ハートの形やいなきゃいけない度で表した主脈・側脈・細脈のある葉脈
葉柄から赤くなり、主脈→葉っぱの先と紅葉していくこと
中には新芽がある葉柄の根元の部分の膨らみ
それも横についていたり上下に付いているなど付き方あるってこと
モミジはモミジしかないと思っていたけれど、オオモミジとイロハモミジの違いがある。
葉っぱの大きさも木の大きさ、ギザギザ、緑の色も紅葉した色。
またモミジ日誌を行う中で、日々変化していくことを楽しみながら記録していきました。
特に色が変わったときは本当に喜びました。というのも、子どもたちが選んだ場所は低く木の内側が多かったからか同じ木の外側は紅葉していくのに観察していた部分はずっと紅葉しなかったからです。
プレゼンテーション後のリフレクションでは出来上がった作品について、まだまだ完成は遠いという意見が出ました。
まだもっと鋸歯が上手く塗れる、枝の色がまだ甘い、裏側もやりたかった(真っ白)などの意見がありました。
またお客さんにお尻を向けてしまったり、動いてしまったり、声がまだ小さいなどの意見をいただいて個々に次の課題ができました。
今回のテーマを通して見方が変わったということが最初の葉っぱと最後のモミジを見比べると見方を変えながらモミジを見てきたことで、以前のモミジに対しての認識の変化あったことが作品に表されています。
このように見るということは子どもたちにとって今後の学びにも大変重要であることだと思います。また、一人一人が、粘り強く最後の最後まで作品を作っていた姿勢は一つの糧になるでしょう。
今回の学びがこれからの学びにもつながっていってほしいです。
MI
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