タイトル:静かなともだち
探究領域:万象究理
セントラルアイディア:「見方を変えると見えてくる。」
[1年生]
タイトルを言う前から
「まゆゆ、葉っぱやるんでしょ?」
と言われ、子どもたちも葉っぱについてやるのだと知っているようでした。
まずは葉っぱについて知っていることを話し合ってみると、
「葉っぱって自然。」
「緑!」
「葉っぱってかわいそう。」
と次々に知っていること・思っていることを話していきます。
色については、緑だけではなく赤・黄色・オレンジ・ピンク・紫などの葉っぱを見たことあるよと話が広がりました。
一人は「なんで紫なんだろう?」とずっと見続けていたこともあったそうです。
葉っぱってかわいそうと思うのは、虫に食べられてしまうからだそうです。
虫に食べられてしまい、丸い穴が空いたり、半分になってしまったりした葉っぱを見たことがあったからそのように思っていたそうです。
葉っぱの色や形について出てきたので、次は葉っぱの形について聞いてみると、
「もみじはねお星様みたい。」
「手のここ(手のひらをみせながら)みたいだよ。」
「上がサボテンのちくちくみたい。」
ともみじだけでもいろいろな言葉で表現してくれました。
形について話していると、手で「こんな形」と作ってくれるので模造紙に書いてもらいました。
すると他の子も書きたい!となったのでみんなで何も見ずに葉っぱを書いてみます。
すると子どもたちは普段からなにげなく見ている葉っぱや、自分の創造した葉っぱを書き出しました。
葉っぱについて話したり、自分のイメージをしている葉っぱを書くだけじゃつまらないですよね。
実際に本物の葉っぱを見るために、紅葉山公園へ採集に行きました。
なんて近くに素晴らしい場所があるのでしょう。
紅葉山公園は昔は紅葉山だったことからその名がついたのですが、今では紅葉だけではなくたくさんの種類の樹木が生息しています。
そこから気になった葉っぱを次々に採集しました。
採集した次は採集した葉っぱをとっておくことができるように押し葉にします。
子どもたちは
「押し葉にするのはじめて!」
「どんなふうになるんだろう。」
「色が変わったらどうしよう。」と言っていました。
次回はこの押し葉を注意深く観察していこうと思います。
何も見ないで書いた時とはどのように変わるのでしょうか。
本当に来週が楽しみです。
MI
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