[3・4年生]
テーマ発表会では今までのいくつもの発見を”多摩川石物語”として創り、自作の挿絵と共に発表してくれました。
特に多摩川での様々な”事象の連鎖”を感じた”発見”をそれぞれまとめ上げ、それらをつなげて一つの物語に作り上げるところで相当苦労した3・4年生。
そしていよいよ当日。イキイキとした様子で今まで思いきり探究してきたことを語りきることができました。
発表後の質問コーナーでは目を輝かせてそれぞれに思い入れのある”石”について熱く語っていました。
子どもたちに対してのオーディエンスからのフィードバックもポジティブなものが多く、これからの学びにつながるものばかりです。
「絵+話のスタイルがとてもわかりやすかった。話の中身も、川や石の全体的な話から始まり石灰岩に注目してぐんぐん探究していって、その先に日本や地形の成り立ちという大きな物が見えてくるという素晴らしいストーリーでしたよ。」
「石からこんな壮大な探究ができるなんて驚きですね。石はロマンですねー。みんなが石を手に興奮していた理由がよく分かりました。」
「予測を立てて検証するということを大人になるまで続けていって下さいね。君たちのこれからが楽しみです。」
「オーディエンスを意識して楽しんでもらおうとする話しかけ方や絵のプレゼンがとても良かったです。みんなの興味と関心がふくらんで石について話しているときの気持ちが良く伝わりました。」
「イラストをもっと分かりやすくするためにコントラストを調整したり、文字を入れたりすると効果的。」
「石や川を見ていろいろな疑問や仮説を立てていることはすばらしい。」
などなど。
他にも次の学びに活かされていくフィードバックをたくさん頂きました。
やはりテーマ学習は最後にプレゼンテーションする場があり、そして子どもたちや大人のオーディエンスからフィードバックをもらい、再度自分たちで学びをふりかえるというサイクルがあるからこそ”終わり”が”始まり”となりまた次へとつながっていくのだなと改めて実感しました。
このテーマでまだまだ解決されていない疑問をこれからも探究し続けていってほしいものです。
YI
※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。