[6年生]
皆が待ちに待った上映会。オーディエンスの反応は上々でした。
6週間かけて練り上げられたストーリーや演出は、見事、観客を作
品の世界に引き込みました。
オーディエンスからは、
「二人の思いが伝わってきたし、何よりも作品のテーマそのものが
素晴らしい。」
「伝えたい気持ちや思いがあってはじめて作品が成立することがわ
かった。」
といった共感の声も寄せられました。
実際に感動で涙を流されていた方がいらっしゃったり、映画を撮影
してみたくなったというコメントも多数頂きました。
「人の心を動かすストーリーをつくる」という目標はひとまず達成
できたのではないでしょうか。
子ども達は自分たちの作品がオーディエンスの目にどう映るのか不
安もあったようですが、上映会での観客の反応をみて少しほっとし
た様子でした
一つの作品を作り上げたという満足感は後からじわじわ湧いてきた
ようです。
ただ、今回の映画製作は6年生ふたりの課題をさらに浮き彫りにし
ました。
アウトプットだけ見れば、おそらく同世代の子に比べ相当ハイレベ
ルですが、器用さが目立ち、自分のできる範囲できれいにまとめが
ちなふたりの特徴が作品にも反映されており、作品自体がこじんま
りした印象を与えていたことは否めません。
自分の殻をぶち破って、もっと大胆に、もっとはちゃめちゃな作品
をつくってほしい。
その目標に達するまでには至りませんでした。
6年生にとって残るテーマはエキシビションのみ。
これまでスクールで学んできたことの集大成となります。
私も一緒になって”growth mindset”でチャレンジしたいと思います!
HY
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。