[5・6年生]
We have DNA. We are different. 可能性を信じ前向きに生きよう!
子どもたちの声が部屋いっぱいに響き渡ります。
遺伝は土台に過ぎない。そこからおれが決めるから。
DNAでわかる人生、プラスに受けとめ、生き方を変える。
人との違いプラスに向け、自らの長所としよう。
違いがあるからこそ異なる、異なるからこそ変われる。
結末は誰もわからない。今を精一杯生きよう。
好きなことに没頭して、いやなことなんか忘れちゃおう。
DNAも突然変わる。自分が変わらないでどうするんだ。
DNAは種に過ぎない。育て方が大事なんだ。
学びを通じて、到達した「実感」を子どもたちは、力強く歌い上げ
ました。恥ずかしがったり、斜に構えたりする部分は微塵もなく、
大人も下級生も多数見つめる中で堂々と歌いきり、さわやかで
アッパレでした。本当によくやりました!
ツイッターよりも短い言葉でありながら、まるで俳句のように削ぎ
落してつむぎ出した言葉だからこそ伝わるものがあったのでしょう。
削りに削って、これだけは言わないわけにはいかない!という思い
があふれた素晴らしい歌詞でした。
何かを受け継いだことに純粋に感謝しつつ、ただ座して流れに身を
任せるのではなく、自らの意志で変わり続けてゆくのだ!と力強く
「宣言」したようなものです。自分が作り、歌いきった言葉は
ずっと子どもたちの中に残るはずです。だからこそ、いざという
ときによみがえってきて、人生の節目あるいは岐路に立ったとき、
自らを支える指針となり得るでしょう。そんな確信を抱かせる素晴
らしい学びになりました。
RI
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